これで安心! セックスしないと出られない部屋に閉じ込められた時の対処法

誰がいつ言い出したのか、そもそも腐女子が言い出したのかそれ以外の人が言い出したのかすらもはやわからないのですが、セックスしないと出られない部屋という定番のモチーフがあります。この世には様々な危機的状況があり、巻き込まれないようにどんなに気をつけていても巻き込まれる可能性は残っていると言わざるを得ません。あらゆる災害と同じように、そうなってしまってからは遅いのです。いつセックスしないと出られない部屋に閉じ込められても困らないように、しっかり考えておきましょう。

 

まず、セックスしないと出られない部屋を出る方法は、セックスをすることです。

しかしこの場合、セックスとは何を指すのでしょうか。挿入でしょうか、オーガズムでしょうか、それとも別の定義があるのでしょうか。それは「部屋」ないしその部屋を管理する「誰か」に問うよりほかにありません。そのことをまず部屋に問うべきと考えられます。また、性交渉を行いたくないと考えている場合、「これは当方の定義ではセックスである」と主張することによって、性交渉以外の方法でクリアとなる可能性があります。

そのためには「部屋」と交渉する必要がありますが、おそらく「部屋」はわたしたちを監視していると取るのが妥当ですので、虚空に向かって取引を喋ることで伝達は可能であると類推できます。ただし、返答があるとは限りません、というより、おそらくはないでしょう。そのため、「今からするこれはセックスである」と宣言したうえで、任意の行動を取り、部屋の鍵が開いたかどうかを確認し、ダメだったら次をチャレンジする、というワンセットを繰り返すことが推奨されます。「部屋」が何を求めているのか、どこまでやればいいのかを探り当てることに注力したうえで、自分と相手はどこまでなら引けるのかということを冷静に判断して行動しましょう。

反抗的な態度は「部屋」の難易度を上げるだけではないかと取られる危険性がありますので、脱出手段を探す、部屋の破壊を目論む、等は「一応やってみる」程度に留めておくべきでしょう。それで脱出可能な「部屋」もあるかもしれませんから、状況に応じた適切な判断力が求められます。

セックスしないと出られない部屋とはニーズにこたえれば出られる部屋であり、逆にいうと「どこまでやったら出られるのかという定義は明確にされていない部屋」でもあります。まず定義を問うことはお互いのために最も幸福な近道であると言えるでしょう。健闘を祈ります。