専門店での買い物についての簡単なメモ

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カメラ買いました(これは一枚目に試しに撮ったうちのミニバラ)。OLYMPUS XZ-10。バーゲンになっていて、そろそろカメラを買わないと諸々不便だなと思っていたので。うちのiPhoneはどうもカメラの調子がおかしかった。

まださほどいじってないのでカメラの話はまた今度。

 

久しぶりに専門店で大きめの買い物をしたので、スムーズな買い物についてのメモです。

  1. 事前に何が欲しいのか何がしたいのかのイメージをはっきりさせておく
  2. 店に入ったらひととおり売り場を眺めて自分をその空間になじませはっきりものが言えるように気持ちを整理しつつどんなものが売られているのかなんとなく把握する
  3. 「こういう条件(の中でできれば安いもの)」とはっきり伝える、もしくは「どれがいいのかわからないので教えてください、こういう条件下で使います」と伝える
  4. 高価格帯の商品にも手を出したい気持ちがある場合、そのむねをはっきり伝える(低価格帯の中でも機能の良いものを勧めてもらいやすい)
  5. 判断がつかなかったら、「少し考えてみます、ありがとうございました」と言えば大抵それ以上押してこない

最近覚えたんですが、「これいいですね、買えないけど……」と予算外の商品について言及すると、店員さんの勧め方がかなり変わってくるというか、高額商品が売れるかも? みたいな意味ではなくて「そういうのがお好きならこれがおすすめです」って感じで低価格帯のなかでもイメージに沿ったものを勧めてもらいやすいように思います。高額の商品はやはりお金をかけて開発しているので細かいところに手がかかっており、その「細かいところ」の、いわばジェネリック的なぎりぎり予算内の商品を店員さんも考えやすいということではないかと思います。

なおXZ-10はざーっと眺めて予算内の商品でデザインのよいものに目星をつけたあとで、店員さんに「仕事で使う、印刷に耐えるレベルのものが撮れればなんでもいい」「カメラを買うのははじめてでよくわからない」と言って予算を伝えた上で、「いかにも家電っぽいてかてかしたデザインのものはちょっと、できればカメラっぽい黒い感じのか、マットな仕上げのものがいい」と「今見ていて、一眼も楽しそうだなと思ったんだけども、さすがに今は手が出ない」を伝えた上で第一希望だったこのカメラについて聞いて、「展示品なので傷がありますが」「あ、それは別に全然」でお買い上げでした。

あとで気が付いたんだけど、「仕事で興味を持ったけれども、カメラ自体にも実は興味があるが、初心者なのでさほど背伸びはできない」に対して「それなりに高機能だけど予算内に収まる商品」のセールスポイントをさくさく聞いてはいはいじゃあ買いますねとさっさと買えたという流れになっており、なんていうかコンパクトにうまくまとめて伝えられたなと……。引っ越しで家電を散々買って家電量販店でのやりとりに慣れたからかもしれませんが。あと今回に限っては相互に条件が合いすぎて「呼ばれた」感じがする。

 

あと、郊外はその限りではないけれど、少なくとも都市部や繁華街のなかにある家電量販店の店員さんは結構オタク率が高い気がするというか、業務を超えたレベルで商品に対する把握力が高い印象がある。やっぱそういう意味で優秀な店員さんが配置されてるのかなあという気がする。郊外の家電量販店は商品知識より接客それ自体に相当注力してる印象で、まあそりゃ電化製品触り慣れてない層にリーチするのが目的だからな……。というわけで買い物には地域性も関係あるっぽいなーと思いました。「安くてできれば機能が充実しているもの」をピッと買うには都市部の家電量販店でピッと買った方がいいんだなーと。わたしいつも買い物を都市部で済ませてしまうので、そういえば徒歩十分のところにある家電量販店に行ったことがない、今度行ってみよう……。

「今は買えない」をはっきり伝えたうえで、おすすめをごり押しせず、それでも機能について聞いたらきっちり答えてくれる専門店の店員さんはいいもんだなーと思いました。

いい買い物をした。