誰もいない世界の平和がもしかしたらあるかもしれず夏の公園
空からは粒以外にも落ちてくるものがあるってさっき聞いたよ
ねむりには始まりがあるような気がしている門を創造しつつ
まどろみのなかに事実があるような日もあるとしてキャンセルを押す
遥かにも風吹くだろう街の灯はあっちのほうまで続いているね
肌感覚だけが事実と思うようなでたらめをした わからないかな
アポトーシスしていく彼らではなくて立っていたって場所から去って
ゆうまぐれ跳躍してる世界にはたりないのかもしれない悪夢
皮膚のない生まれであればすぐ終わる生の先からじっと見ている
長い皮膚与えて夜があたたかいことはまぼろしだよ そうかな
どこにもない場所があるって心音を聴いてる どうも見つけたらしい
曖昧に笑っていたらもう終わる一日のなかのかすかな温み
僕の皮膚を纏え骨から骨までを覆うわずかなやじるしとして
あんなにも光るねどんなに地下鉄が増えて栄える街だとしても