ヤバい罠だらけの世界を生きてみてほしいと言ったわたしの不覚
箱舟に乗る立候補するときにどっちか落ちるような直感
たくさんの花の種類がわからない夕暮れあなたに会いに来ました
星型のカニカンを買う 明日から儀式があるよ 水も飲もうよ
手を取って走るあなたがいまここにいるからずっと笑っていたい
ソファにもう寝ないと決めた六月に帰りたいよね 楽しかったね
ヤドリギはひとりで生きていかれないなんて甘えを早く捨てたい
愛情の定義をしない約束で肩を並べてみせた間違い
嘘でいい 思い出なんかはひとつだって箱に詰めてはいないと言って
首吊りのロープを抱いて目を閉じていつかみんながしあわせになる
期待はもうできないノアは温情をかけないだろう不規律な音