外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

Ⅱ とある黒幕について『落下している』

夢でみたような気がした死に様をあなたに見ている煉獄、ごめん

待っていた君に向き合うそのために舞台にのぼりてAriaを唄う

花の名を覚えた子供の日に繋ぐ手の先に今なにもないから

もう二度と失いたくないという罪だけを抱いて目を閉じている

憎悪というものだろうこれは父親の姿をあんたがしている限り

寝室で悪夢を見てる子供ではなくなってたましい、おしまい

いつの日か全部を誰かに還す日のためにしばらくここにいるだけ

皆俺を置いていなくなったあと餓鬼道輪廻の予定を立てる

おしまいの日が来るまでは生きていく全部が罰でしかないのなら

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