外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

Ⅱ とある黒幕について『黒のクレヨン』

お仕事に励めば始まる虚なるわたしのおわりをはじめましょうか

いつの日かとても楽しいイベントに呼ばれる日が来るという錯覚

お誕生日会の夕べふと見れば使い古しの蝋燭は塵

神と目が合った瞬間あらゆるが陳腐な嘘であると刻々

混ざりゆく混濁の如きコーヒーを二杯飲んでる男を見てた

嘘ならばこれを黒だと言い張ればたぶん半分くらい楽しい

ドキドキに進んで行けよ紛い物だらけのティーパーティーだとしても

君の見る夢の独立した可能性を振るダイスfumble

死ぬときはドキドキしてよ僕やっと神様みたいに笑ってるから

優等生なんだねと笑む君を塗るためのクレヨン一本でいい

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