外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

Ⅱ とある黒幕について『夜に獣のように』

重火器を握り締めたら白夜から神はわたしの名前であった

君が持つ小さな武器が君を撃つ夜のとばりを別の夜にて

生き延びるためのゲームに参加したつもりではないスターバックス

寝て起きていいえ煙草は吸わないと戦争前に決めましたので

やすらぎと狂気を繋ぐイコールをわざと忘れるための解釈

かつて自分が、理想に溢れていたという戯言を聴く夜行バス二時

闇は全て夜に似ている真空が肉であるなら割けばいいから

あるいはもう壊れたあとの人生を惰性で生きてみるのもいいし

SANチェックあるいは自分はもう既に馬鹿になってる証拠の手帳

目を覚ます。そこは全部が暗闇で同時にわたしはわたしではない。

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