外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

Ⅱ とある黒幕について『最高の生贄』

生贄になるときあなたは完璧な幸福のなかおしまいでしょう

ロマンスをやっていますね生きるとは死ぬ瞬間まで続く疝痛

愛された人を眺める輪があって頭痛が痛い的なため息

無関係だった我らの中心で神が笑ってイイネをつけた

早く今連れてきてくれ最高の生贄になる任意のnを

うまい嘘をついてあなたは反対にむしろ誠実だった死でした

誰でもいいわけでもなくてわたしにはなれないあなたの首を絞めてる

うたいながらわたしはここに生きているという事実であなたを殺す

部屋の隅に落ちた闇夜を拾い上げ名前をつけるまでの生涯

ずるずると這いつくばってあなたまで触れる指あり 神と定める

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