美しき空を見ていた群像のひとりになれない殺戮の庭
あなたにはなれないリソースという私が生き延びた青空を見た
可能性、病や恋や希望、嘘、ぜんぶなかったみたいな荒野
「いつの日か殺戮のない美しい青空を連れて迎えに来てよ」
身体の有限性を超えたものとして生きればアイそれ自体
選択の分岐の先に生き延びる「わたしはわたし」という罪と罰
概念も種も惑星も欲望も庇護さえ超えて羽ばたいてゆけ
完全な可能性だよ君の名を呼ぶとき未来が現実になる
知性ある種という呪い踏みしめて濡れた大地を照らす陽を見る
我々はいずれ死すべき肉体を超えてIを愛として飛ぶ