神様ではないあなたの証明を完了できない午後零時半
だめだった、いつか始まる伽藍堂破壊工事の無期限延期
あなたのはチーズを詰めて冷やしといたみたいな白い魂だった
まっ暗いロビーの奥を見つめながら今生最初の背筋をのばす
マザーグースのなかでいきなり死ぬ人のような物語性の唐突
まず嘘をついておいてよ僕たちは永遠じゃないとわかってたって
笑ってる自分を見てる、ヒーローになるってことは泣かないってこと
笑わないあなたを見てる、ヒーローになるってことは泣かないってこと
お帰りを告げるわたしの深夜からもうもどれない、辻褄、fumble
夜が明ける細部を知覚することがいまできなくて目を閉じてみる