亀たちの上に世界があるという世界が群れて天日を浴びる 二時間を過ごした昼の光からどっとねむけが差し込んでくる おひさまをあたえて闇夜を育てては夢から覚めるさよならをする ねむたさを堪えては朝昨夜から持ち帰れない荷物がひとつ 助かったように思った水没の機械類から聞こえるサイン 朝という別れをいつか知るならば故郷はいずれ見つかるでしょう 滑り落ちてゆく眠りの狭間では会える仲とは思っていたが かき氷掬う小山を落ちてゆくシロップのゆるい速度で行こう 世界とは目を閉じてから開くまでみんなで維持した闇夜のことだ 誰でもいいわたしを乗せたままつぎの場所まで静かにしてね
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ワクチン接種発熱の二日間を超えて平熱の世界に戻ったため、はしゃぎ倒してあらゆることをやりすぎた一日であった。
ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』を読みました。男と男と美少女! 思いのほかスチャラカ! 面白かったです。