抜け落ちたレンズがなくて眼鏡から先の世界が蕩けて落ちた 愛情を込めて贈ったはずだった箱の中身はなんだったかな 理由なき電車に乗って予定より先に進もう女王になろう 来たことのない道構成要素だけ拾えばだいたい同じであった 走っても走ってもまだぼんやりと泣いてるような視界が続く 見えないよ綺麗な光がふかりとかへかりに変わってしまったみたいに 女王にはわからぬ涙を今のうち流しておこう忘れる前に 赦すという行為の前に茫漠と広がる嫌悪の地平をゆこう 冷凍庫の中で今でも冷えている一回溶けて固めたアイス 地獄には多分そろそろ着いたらしいけれどおまえと手を取っている
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ストーリーの一番盛り上がるところで一番盛り上がって楽しくなりたいという欲望が希薄で、盛り上がるところにさしかかっているな……と思っているぼんやりした遠い感覚に包まれながら見ていることがよくあるので、損をしているところもあるが得をしているところもないではないだろうと思う。いつも細かいところが気になっていて、それはストーリーにとっては重要なところではないのかもしれないが、細かいところは細かいところでそこに置かれた意味があるわけなので……。
ここに書いている文章は短歌の解題というわけではなくて、その日あったことや思ったことを書くと短歌の内容と近似になることがあるというだけです(たまにちょっと解題のこともありますが)。
今日はTODOリストの整理をしていたのですが、何の気なしに全部書き出していたら75個になり、うーん、いっそ100個まで書くか。