このゲームは、インモラルな要素、ホラー要素、すっきりしない要素を含みます。
GM不要、PL1人用にデザインされたゲームです。ゲームを遊ぶには、6面ダイスが1個必要です。
PCはこのゲームのために専用に作成しても、別システムで使用した既存のPCを使用してもOKです。
以下、ダイス目に応じてあんのちゃんとの日々を綴ってもよいでしょう。
PCはここしばらく、[あんのちゃん]に想いを寄せています。
その感情はストーカーじみたものですが、PC本人はその感情が異常だとは感じていません。
あんのちゃんとは実際のところ何者なのか、この時点ではPLにはわかりません。
以下の表に対して、それぞれ1D6をロールするか、好みのものを選んでください。
1かわいい 2かっこいい 3きれい 4わかってくれる 5賢い 6やさしい
1恋してる 2憧れてる 3尊敬してる 4愛してる 5言葉にならない 6好きすぎて憎い
そもそもPCがいつどのようにしてあんのちゃんに遭遇したのかを、1D6をロールして決定してください。
1学校/職場/その他の建物の影に佇んでいた。 2夕暮れの公園でブランコを揺らしていた。 3夜のコインランドリーで雑誌をめくっていた。 4海辺でさざ波と戯れていた。 5月の光を浴びてどこかへ向かっていた。 6PC自身を見ていた。
→[6]が出た場合、★+1。
PCはあんのちゃんを日々追いかけ、追いすがり、観察を続けています。
能動的にしていてもよいし、なぜかやめられなくてもよいでしょう。
観察を続けるうち、PCはあんのちゃんについての新しい事実に直面します。
1目が合った相手はいずれ異世界へ行くらしい。 2人間のどこか、何かを食べているらしい。 3目をつけた相手に成り代わってしまうらしい。 4関わるといずれ永遠に狂気状態に陥るらしい。 5追い続けるとあんのちゃんになるらしい。 6PCを愛しているらしい。
→[6]が出た場合、★+1。
ここで1D6をロールし、[3以下]が出た場合、あんのちゃんへの執着心が恐怖心へと代わり、追求を放棄します。
ゲームは終了です。
ただし、★がある場合、成功値は★個数分下がります。
例)★+2の状態の場合、1を出さなくては失敗。
PCはある夜、ついにあんのちゃんに直接接触します。
そのときPCが見たものを1D6で決定します。
1たくさんの目玉、たくさんの口がある。 2触手を蠢かせている。 3全身が影そのものである。 4滴る巨大な塊である。 5小さな存在の集合体である。 6ただ素敵な存在に見えた。
→[6]が出た場合、★+1。
ここで1D6をロールし、[3以下]が出た場合、あんのちゃんへの執着心が恐怖心へと代わり、命からがら逃げ出します。
ただし、★がある場合、成功値は★個数分下がり、★が3ある場合自動失敗となります。
逃げ出せなかった場合、あんのちゃんとPCの幸福な日々は続いていきます。
いずれにせよ、これでゲームは終了です。
PCのその後の命運を決めても良いし、決めなくても良いでしょう。