慎重に入水していくもう二度とかえらぬつもりでそのときだけは 曖昧な返事ばかりの関係の浮遊感すらいずれなくなる 夢で会う時はいつもの倍くらい話してくれてだけどそれだけ 遊びたいという都合に合わせてまるくなるときものびひろがるときも ぎりぎりを歩いてみても続かなくなって激しい波に倒れる ためらわず行きたい時に行けるのだろう鳩たち今は食べてる 美しいとかいう言葉を禁じたらなくなるだろうか鈍い痛みも ガムテープ買い忘れてるから今は封じられない箱へやのすみ 街に住むひとを愛したことがある街を通り過ぎていく車窓 水を飲む時に水から見つからない要素を必死で探しています
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データベース終わりました。やりきったのでめちゃくちゃねむく、この短歌は翌日にまとめて20首作られたうちの10首です。