首を振る扇風機にもう夏が終わるんだってと説明してる 戸惑ったままでいつまで遊ぶのかわからぬままのサンダルを干す めざましの音を鳴らしている時計以外に話さない部屋 知らないとわかっていても連絡をしてみようかな夢で会おうよ 雨の降る夜に終わりが来るというニュースを聞いてナッツを食べた 目を開けて眠っていたと気づいても今更閉じ方がわからない どこに行こうと思って途中まで切符を買ってみんなうるさい どこまでも行ける切符がないという理解の形で大人になった また夜が来るまで一度目を閉じて終わりは繰り返されているから 銀紙の皺をつるつるにしていくことで罪から逃れる予定
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引き続きデータベースと格闘しています。今週はもうずっとこれでしょう。