◎[念願]について
『冥冥の国』のPCは以下の[念願(ねんがん)]のうちひとつを持ちます。[念願]とはPCの今の気持ちや、奇跡へ向き合う姿勢です。
好きな[念願]を選んでもよいし、どの[念願]を使用するか、1D4をロールして決定してもよいでしょう。
[念願]は気持ちの問題なので、セッションごとに選び直してもOKです。このほかにキャラクターメイキングに関するルールはありません。好きなキャラクターを自由に設計してください。
他のゲームで作ったキャラクターを転用したり、他のゲームのルールに則ってキャラクターを作って流用してもシステム上の問題はありません。
※[6.選択ルール]の項目にも、[念願]の追加データがあります。
・[執念]
――奇跡に到達したいという執着。
[脱落判定]に対して[-1]の補正からスタート。[凸]の補正値のみを得、[凹]が出た場合は補正値を加えない。最初脱落しにくいが徐々に苦しくなる。
1分で脱落するのだけは免れるかもしれない。
・[諦念]
――なんだっていいやという諦め。
全ての表に対して1D10を2回振り、2種類の内容から1つ、好きな方を選択できる。1D2を振ってもよい。
ちょっとだけ可能性が選べるかもしれない。
例)[探究表]に対して1D10を2回振り1と2が出た。1を選択する。
・[雑念]
――いろいろなことが気にかかる。
脱落判定に対して[+1]の補正からスタート。[凹]の補正値のみを得、[凸]が出た場合は補正値を加えない。最初脱落しやすいが、徐々に楽になる。
すいすい奇跡に進める……こともある。
・[信念]
――絶対に奇跡を手に入れられるはず。
[奇跡]までフェイズが進んだ際、[奇跡判定]なしで必ず[奇跡]達成、[奇跡表]をロールできる。
最後まで到達しないと意味がないが、奇跡フェイズで気持ちよく抜けられる。ロマン。