尊重し大切にする

冬休みをやろうと思い、1日中編み針を握っていた。ずいぶんすっきりした。

今編んでいる糸、軽く引っ張っただけであっさり千切れてしまうので、すごくやわく持って編んでいるし、糸もゆっくり丁寧に玉から巻き取っている。それがいいのかもしれない。やわらかく、力を入れずに、ふんわりと持つことだけに注力して一日過ごしたので、体も気持ちもやや軽くなった。

なにかを尊重し大切にすることによって精神状態が軽くなることもあるね。


おいしくるメロンパンを聴いているつもりでマカロニえんぴつを聴いていた。

「色水」という歌が好きなのだが、マカロニえんぴつをApple Music全曲シャッフルで聴いていても一向にかからないので、おかしいなと思っていた。たいして似てないと思うが、マカロニえんぴつは「レモンパイ」が好きで、「色水」はかき氷の話で、ここまでのすべてが食べ物の話っちゃそうなので、それでごっちゃになっていたらしい。

マカロニえんぴつを全曲シャッフルで3周くらい聴く機会が得られてよかった。「hope」も好き。


40分編んで10分休憩し、10分他の作業をする、というルーティーンを組んだ。タスク消化が大事というか、ずっと座って編んでいると絶対に体が痛くなるので、それ対策。

結果的に、米を浸水し、紙の日記をつけ、お風呂を掃除してお湯はってゆっくり入り、米を炊き、料理してちゃんと食べて、案外充実していた。30分編み物-20分作業-10分休憩とか、20分-30分-10分とかにしたら、普通に、常識的な範囲の作業量になるかもしれない。

正直、ここからしばらく、何も考えずボケーッと編むだけのところなので、飽きて細切れに編むだろうと思う。ボケーッと編んでても暇だから模様を入れたいけど、でもここに模様を入れたらおかしいだろうな……。

メンタルの乱れはある程度解消されたというかリセットされたので、明日はもうちょっとやること増やしていろいろやってみてもいい。作業をなにかやりたいというより、これ以上編むと、手がバキバキになってしまう、という理由によって……。


かぼす胡椒をマヨネーズでのばしてブロッコリーと塩鮭に和えたらとても美味しかった。

塩鮭に任意の野菜をどかどか載せて、蒸すかレンチン、というだけの料理をずいぶん長く食べている。鮭から塩が出るのであとはポン酢、とか、ちょっとだけマヨネーズ、とかでいいし、野菜の水分があるので鮭が柔らかく仕上がって、レンチンでも美味しい。楽ちんでいい。

食べたもの。ミロをかけたバナナヨーグルト。ミルクコーヒー。ふかしたサツマイモ。

作って食べたもの。ブロッコリーと鮭のレンチン、常夜鍋、もずく酢、卵かけ玄米ごはん。

バランスとかひとまずおいておいて、好きな物を作って食べますから、という感じでよかった。


編んでいるセーター、かなり「服」らしくなってきていて嬉しい。「服」って人間のかなり強い関心事だから、編み方を読み解いていると、いろいろな工夫があって面白い。

頭、首、肩、胸、までがすべて大きく、背は低く、子供の頃から服選びで不自由をしてきた。という体型なので、編み図通りに編んでも着れない可能性がかなり高い。ウェアを編み始めてからずっと、調整を頑張っている。とはいえどこをどう直したらいいのかすらわからないので、すべてを勘でやっているため、そろそろもっとちゃんと計算方法を知りたいけど。

今回首から編んでいるのだが、上記の事情で、首から胸までの厚みに合わせるために編んでも編んでも終わらず、自分の体の形について改めて再認識して面白かった。本には首から胸までのあいだを20cmの高さで編むようにあるが、どう考えても足りないので30cm編んだ。

今回は本の他に、市井の編み物ブログを検索して、作り方のコツを探しまくった。自分や家族のセーターを編み図なしでがんがん編んでいる人たちがたくさん見つかって面白かった。

昔、長い鬱で寝込んでいた頃、編み物の進捗とちょっとの日常を載せた編み物ブログ読むの好きだった。あの頃はブログしか読みたくなくて、好きなブログは初投稿から全部、何百投稿あっても全部読んでいた。

自分にとっての鬱って、人生の中の、ブログをじっくり読む時間だったんだな。

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手と肩が痛くならない範囲で

九州で買って帰った美味しい醤油があるので、卵かけごはんを作って食べた。卵かけごはんは、白身、黄身、ごはん、醤油が、あんまり混ざらず、いろいろな味になっている状態が一番好き。

しかし、食べ終わってから、近所のラーメン屋に行こうと思っていたと思い出す。まあ、いいや。卵かけごはんも美味しかったから。


数日前からどうも鬱っぽくてウダウダと過ごしている。が、支払いのためにコンビニに行かなくてはならなかった。どうにか人間としての輪郭を取り戻すべく尽力し、起き上がって服を着て、身支度をしている途中に、フッと、「無理だな……」と思った。

いろいろ諦めて、出かける前に連絡など入れておく。

年末にしたかったことはすべて諦め、29日から1日まで、休みを取ることにした。

11月忙しすぎたので、12月前半は意識的に休み、それから旅行に行った。10日くらい真面目に働いてから今年を〆ようと思っていたのだが、まあ焦ってもいいことはない。


休みを取ることにしたので、働かず、掃除せず、考えない、ということにする。

毎日湯船につかり、あまり遅くならずに寝て、午前中には起きる。あとは、したいことをする。

したいことをするというか、編み物をしている。

なんにもしないことにしたので、あと3日間、ずっと編んでいたっていい。手と肩が痛くならない範囲で。

編み込み模様のセーターを編んでいるのだが精神の乱れが反映され、よくわからない模様になってしまった。まあそういうこともある。糸がかわいいので遠目にはそんなに変ではなく、とぼけたかわいさがあるとも言える。精神が乱れたときに編んだめちゃくちゃな柄のセーターの割に、なんだか不思議とガーリーにも見える。

変な柄に編んでしまったことだし、こうなったらもうとことん実験をしてみようかと思っており、いろいろ調べている。その価値もよく分からずなんとなく10年前に買った『世界の伝統ニット1 アイルランド アランセーター』がとてもいい本なので、今更『世界の伝統ニット1 アイスランドロピセーター』も欲しいと思ったが、13年近く前の本なのでもちろん定価では売っていないし、古本もちょっと高騰していて、うーん。まあ、13年近く前の本が、古本で出回っているだけすごいとも思う。


豚こまが欲しくて、コンビニの帰りにスーパーマーケットに寄った。ものすごく混んでいて歳末を感じる。この町はわたしにとっては一人暮らしの町だが、借りている家はいわゆる「実家」だ。つまり、この町が「実家」の人は多いと思う。

実家に帰ってきて、年老いた親と買い物をしている風の人が多くいた。それから、冬休みを持て余して友達と時間を潰している風の若い人。

ごった返すスーパーでわたしはぼんやりしていて、何度見ても蜂蜜が見つけられず、諦めて、安売りになっていたミロを買った。ヨーグルトにはミロをかけて食べよう。

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遠い時代の人たち

鬱っぽい。やるべきことをやろうとすると目眩がする。なんで鬱っぽいのか、理由はおおむねわかっているのだが、打開策は思いつかない。

しかしやるべきこと以外のことをやるぶんには別にたいした問題もないため、焼き魚定食を作った。かます(魚)を焼き、大根とにんじんと玉ねぎの味噌汁を作り、玄米を炊いた。

掃除をして、紅茶を飲み、ハンモックで寝た。

やるべきことが進んでいなくて焦っている以外はまあまあ優雅に暮らしているのだが、いかんせん捗らなくて焦っているので、あまり優雅ではない。


まあできるだろという甘い見込みで、トップダウンの丸ヨークセーターを、ろくに編み図も見ずに適当に編んでいる。何のことだか分からない人が多いと思いますが、ややこしいことを雑にやっているということだけ把握してください。

今年の1月、日本ヴォーグ社から『継承されるデザイン 世界の伝統ニット』という本が出て、完全にノリで買った。特に何かに使うとかではなく、欲しいから買った。3000円の本なのだが、3000円くらいの本ってむしろノリで買うしかないので趣味性が高くて3000円の本ばかり買ってしまうふしがある。まあ今時、本ってそもそも高いが。

ほとんど事典みたいな本なので3000円は内容に対しては別に高くはない。いい写真がたくさん載っているし説明も面白くて読んでいて楽しい。

そして、買ったあとで編み物のシナリオを書くことになったので、普通に役に立った。資料にするためちゃんと読み込んだので、思ったより編めそうだな……とも思った。そりゃまあ世界に編んでいる人が実際にいるものなんだから編めば編めるのだが。

そして今回、アイルランドロピセーターの参考編み図を参考に、無理矢理トップダウンにして編んでいるので、普通に使っているのだった。

普通にこれを、このまま、いじらず編めば良かったな……。胸囲が足りない気がするのでちょっとサイズを変えないと着られないけど。ちょうどいい糸が手元にたくさんあり、今のが編み上がってももう一枚いけそうだ。配色は一緒だけど、もう一枚セーターを、今度は編み図通りに編むか~。


編み物に限らず、トラディショナルなことに興味があるけど、そのまま再現すること自体にはあまり興味がなく、技法、ルール、その世界での常識、をインストールして全然違うこととして使わせてもらう、みたいなことが好きなんだと思う。

それはそうと、伝統を体にインストールするために、いわゆる「伝統柄」というものを身につけたい、とも思う。編み物はとくに、編んでみることによって編み手の意図が急に分かることがあって面白い。そういう言語、説明のない圧縮された言語だと思う。デザイン上はこうでなくてもいいけどこのほうが覚えやすい、とか、編んでいて飽きない、とか、そういう情報が、パターンの中に入っている。読み解いて、理解して、解釈して、自分にとって編みやすいものを作り直すのは、遠い時代遠い世界の人たちとの対話で、時間軸がなくなる感覚がある。

伝統手工芸の世界には、それを繋いできた人、ひとりひとりの工夫や努力や発想が入っていて、それが面白いなと思う。


うまく楽しんだり会話をしたりするのが難しく、ぼんやりしているので、休んだ方がいいんだろうな。年末だし……。

メンタルは落ち込んでいるが、極力楽しく過ごそう。

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そんなことやってる場合じゃ全然ない

ガストの夢を見ていた。ファミレスの。暖かくて、チーズインハンバーグの匂いがした。

旧居の近く、家を出て角を曲がって道を渡ったらすぐ、3分もかからないくらいのところにガストがあって、旧居に済んでいたときはそれはもうひんぱんに行っていた。家だったと言ってもいい。朝起きてダイニングルームに移動して朝ごはんを食べたり、疲れてリビングルームに移動しておやつを食べたりするくらいの感覚で、9年間通い詰めていた。

ガストがあるから部屋が狭くてもいいとすら思っていた。9年間、ガストに住んでいたようなものだ。

今の家の近くにはガストはないし、そもそもファミレスがない。今の家はそもそも広いのでガストを家にする必要もないのだが、故郷を恋しく思うように、寂しい。別にガストくらい、いつだって行けばいいのだが。


暑がりだし、ぼんやりするのが好きではない。アイスコーヒーが好きだ。今は病気柄食べられないのだがアイスクリームも好き。あと、つま先が覆われているのが苦手。つまり、寒いのが好きだ。

適度に寒いというのは、頭が冴えて嬉しいものだと思っている。

それはそうと引き続きおなかを壊している。昨日から気温がガクッと下がったら体調を崩した。昨日はさすがに靴下を履きホットコーヒーを飲んだのだが、一日で「温める」のに飽きた。裸足で歩き、アイスコーヒーを飲んだ。

結果、おなかを更に壊し、何もかも嫌になる。愚かだ。

10年前実家を出たとき、親が束でくれたカイロがあったのを思いだして腹に貼る。使用期限はとうに切れているが、こういうことでもないと貼らないので、自己責任で使ってみた。1時間くらいで死ぬ儚いカイロになっていたが使えるには使えた。

10年間カイロなんて要らなかったのに、と謎の悔しさを覚えるが、10年分加齢しているというだけだと思えば、まあ、そうだ。

ウールの服を編んで着てもいいかなと思うくらいになったわけだし。ウールの服なんて、暑くて全然着たくなかった、若い頃は。


そんなことやってる場合じゃ全然ないのに、セーターの編み込み模様を描いていた。編み込み模様はGoogleスプレットシートで作っている。Googleスプレットシートの方眼用紙利用。でも便利だ。そっちのほうがGoogleスプレットシートの本質ではあるが、文字も、書き込めるし……。

「魚類の進化」セーターが前から編みたかった。

前述の通り暑がりなのでセーターなんてあんまり着ない人生だった。編み込みセーターなんて着ない気がするが、編み込みってかわいくて大好きだ。子供の頃から好きで、編み込みの図案を作っては、別に何をつくるでもなくスワッチだけ編んでいた。らくがき感覚で。

そして前述の通り、若い頃の感覚で薄着をしすぎである。セーターくらい着た方がいいんじゃないか。気に入るセーターを編んで着るのはいいだろう。

はじめての技法を試しつつやっているのでうまくいくのか分からない。一生懸命計算しつつどうにか進めている。セーターって数学だ。

まあ何かにはなるだろう。


シナリオが3000字くらい書けた。そこで手が止まったことに焦り、焦ったまま一日が過ぎる。

あとから思えば焦る必要はなかった。3000字進んでいるのだし、今後の展望も見えていて、そもそも体調が悪かったのだから、いったん腰を据えて休むべきだった。

夜までくよくよ焦っていたので、まずいと思い、作業通話に上がる。

作業通話をすると、ヘッドセットをかぶる。ヘッドセットは優先で繋いでいるので、作業通話中デスクから離れられない。と、いうことにしている。犬のように繋がれて、おとなしくパソコンを叩き、進捗を出した。

寝る前にみんなでバーミヤンのメニューを眺めて遊んだ。バーミヤンは25年くらい前、なぜか家族でハマって通い詰めていたことのある店だが、以後行っていないな。

すかいらーくグループに始まり終わる一日。

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「よほど」の日

急に寒い。最高気温が5度。13度とかから急に下がった。急に下がったせいだと思うのだが猛烈におなかをこわす。広島は案外寒いのだが、案外寒いわりに防寒が貧弱な建築が多い都市である。寒い日はとことん寒く、温まらない。

暑がりで、寒いのはわりと平気な方だ。15度もあれば夏物のワンピースの上に上着をひっかけただけで生活しているし、よほど寒くなければ年中裸足で暮らしている。その「よほど」の日だった。

分厚い靴下を出してきて意気揚々と履く。分厚い靴下、あんまり履かないが、ものとしては好きなのでいくつも持っている。あんまり履かないのに。


寒いからなのかやる気が全然出ない。仕事納めの友達と通話を繋ぎ、粛々と働く。わたしには仕事納めは、自分で作らないとない。つまり、自分で作っていない以上、仕事納めとかはないが、人が仕事を納めようとしていると自分も頑張ろうという気に、多少なる。

寒い、眠い、やる気が出ない、と言い合いつつ頑張る。一生懸命雑談をして、眠気を払いつつ。


11月はセールで忙殺されていて、12月は19日くらいまで休暇ということにしていた。結果、1ヶ月半くらい触っていない仕事がたくさんあり、まあまあ忙しい。まあまあ忙しいので、猛烈に掃除がしたい。逃避だ。

掃除をしたい気持ちが高まり、ミニマリストの冬物10着きまわしとか、そういう動画をたくさん観る。わたしはそもそも服を持っていないので、クローゼットの状況としては「頑張って減らした人」とそう変わらないが、気持ちが上がって夏物をたくさん捨てる。ワンピースを数着残して、夏物をほとんど片づけた。冬物も多少捨てたい。

というのも、今年の夏はワンピースしか着なかった。家にいるときも、外に出かけるときも、Tシャツすら暑くて、すとんとしたデザインの、腰回りにほぼ何もないようなワンピースしか着る気になれなかった。暑すぎて、ズボンを履くとかベルトを締めるとか、そういうのが一切したくなかったのだ。次の夏もきっとそうだろう。Tシャツはそもそも数年で入れ替えるべきものだし、いったん全部捨ててみよう。

そして反動で、寒くなったら、襟付きシャツ、セーターやベスト、厚手だったりニットだったりするスカート、しか着たくなくなった。ワンピースを着ている期間が長すぎて、冬にはもう着たくないのである。手編みのセーターを編み始めたこともあるし。

こういうのを……「制服」と言うかもしれないな。きまわしが完成しているのではないか。それはそれでいいのでは。必要なものしか買わなくていいのは楽ちんだし。

着古してくたくたのTシャツは、本当はぞうきんにしたら便利だと知っているが、そういう、既製品ではないぞうきんが置かれていても散らかって見えないのは、散らかしていない人の家だけだ。捨てます。


編みはじめたセーターの作り目が気に入らず、全部ほどいてやりなおした。かなむら名物「作り目が気に入らなくて全部ほどいてやりなおす」。

撚りの甘い糸なので解いている最中によく千切れたが、扱い方に慣れたので千切れても気にせず粛々とやる。

ショートテイルタイプのキャストオン(ジャンル外の人にはなんのこっちゃわからないと思いますが聞き流してください)じゃないとうまくいかないだろうと思い、動画を探してきてやってみる。あってんのかな……と思うものの、かかってるからいいということにする。

「動画を探してきて観ながらやる」も、最近ようやく導入した文明である。わたしは本を読んでつくるのすら下手だった。5歳くらいの頃祖母から基本を教わって以降、適当に、自由にやっていたので、長くやっている割に知らないことやわからないことが多い。初心者みたいな気持ちで、改めて情報収集している。

文明の利器といえば、ニッティングカウンターも最近買った。針にかけておいて、一段編んだらカチカチするやつ。これは……便利だ! 今まで全部紙に正の字をつけていた。どうせ「何段目で何をやった」とかメモするのでメモ帳は要るのだが、正の字を書かなくて済むようになったので、あとからメモ帳を読解するのが楽になった。

すばらしい。

すばらしいっていうか、わたしが原始時代のニッターだった。


冬に、もうシンプルなシャツとスカートしか買わなくていいし、着ない。と思い始めたのは、自分でウェアを編み始めたからでも、無論、ある。

今年編んだものもまとめたいな~。

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