日常のワンシーンを切り取ったシナリオです。
『冥冥の国』は細部を描くのに適したシステムであるため、日常を描くのにも適しています。
シナリオ概要
●シチュエーション:日常の一コマ
●適したPCの設定:雑な食事をしているPC。脱落表は日本人の食事を想定しているが、改変してもよい。
●奇跡到達の可能性:普通
0.準備
PC用の[念願]を選択する。
1.導入フェイズ
おなかがすいた! スパゲッティを食べよう。
▶脱落表をロール、[脱落判定]を行う。
◇脱落表
①おなかすいてないや【2】
②レトルトカレーでいいか【3】
③冷凍餃子を焼く【3】
④ホットケーキを食べる【3】
⑤チャーハンを食べる【4】
⑥納豆ご飯を食べる【4】
⑦卵かけご飯を食べる【4】
⑧ピザを取る【5】
⑨ピクニックの気分【5】
⑩外食に誘われる【5】
※このシナリオにおける[脱落]は、スパゲッティを諦めることを指す。
2.探究フェイズ
今、持っているもの。
◇探究表
①凹:おいしいスパゲッティ[-3]
②凹:きれいなコンロ/電子レンジ/火元[-3]
③凹:しっかりした鍋/容器[-2]
④凹:水がたっぷり[-2]
⑤凹:塩[-1]
⑥凹:フォークや箸など[-1]
⑦凸:冷凍庫から発掘された別の食べ物[+1]
⑧凸:小さすぎる鍋/容器[+1]
⑨凸:いまいち出ないやる気[+2]
⑩凸:おいしくないスパゲッティ[+2]
▶脱落表をロール、判定する。
3.生活フェイズ
どんな味付けができるだろうか。
◇生活表
①凹:おいしいパスタソース[-3]
②凹:冷凍庫から食材を見つける[-2]
③凹:缶詰の買い置きを見つける[-2]
④凹:冷蔵庫から食材を見つける[-1]
⑤凹:バターやオリーブオイル[-1]
⑥凸:賞味期限切れのパスタソース[+1]
⑦凸:賞味期限切れの食材[+1]
⑧凸:食材が完全に痛んでいてやる気をなくす[+2]
⑨凸:おいしくないパスタソース[+2]
⑩凸:材料が足りないかも[+3]
▶脱落表をロール、判定する。
4.困難フェイズ
パスタを茹でるだけ。簡単だ。
◇困難表
①凹:理想以上の茹で上がり[-2]
②凹:時間きっちり[-2]
③凹:ちょっと硬いけど炒めるからOK[-1]
④凹:ちょっと柔らかいのも好き[-1]
⑤凸:一秒が命取り[+1]
⑥凸:理想からは離れた[+1]
⑦凸:茹ですぎ[+2]
⑧凸:芯が残ってる[+2]
⑨凸:べちゃべちゃ[+3]
⑩凸:焦げた[+3]
▶脱落表をロール、判定する。
5.奇跡フェイズ
今日もいつも通り、変わらない味。
◇奇跡表
①ペペロンチーノを食べる
②カルボナーラを食べる
③ナポリタンを食べる
④ミートソーススパゲッティを食べる
⑤納豆スパゲッティを食べる
⑥たらこスパゲッティを食べる
⑦きのこスパゲッティを食べる
⑧イカスミスパゲッティを食べる
⑨名もなきスパゲッティを食べる
⑩具なしスパゲッティを食べる
※奇跡判定は下方ロール(以下で奇跡達成)のため注意。
▶奇跡到達しなかった場合、以下の専用表を振る。
◇結局スパゲッティを食べられなかった表
①今はいいかな
②床に落とした
③なんで甘いの!?
④激辛すぎる!!
⑤訪問客に対応しているうちにパスタが台無しになった
⑥電話に出ているうちにパスタが台無しになった
⑦読書/インターネットなどに没頭していてパスタが台無しになった
⑧パスタの精とともに末永く幸せに暮らした
⑨神が現れ、スパゲッティを勝手に食べた
⑩スパゲッティはスパゲッティモンスターと化して飛んでいった