外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

home > 短歌と日々 > 夢のような場所

夢のような場所

人間の意識が作り出してきた場所にまた来たようで立ち尽くしている
ずるずるとシーツ手繰り寄せた先ふと触れたのは湖だった
要らないよピンクの象が吐き出したしゃぼんの一番大きいやつも
願い事叶うといいな夢のような場所で願ったことなのだから
猫たちが円を作って踊りながらそのうち龍になると言ってる
牛乳の一番いいのをスーパーで買った夜なら眠れるだろう
耳に栓さして頭の中にいる閉じ込められたくうはくの中
今日の夜完璧に晴れた空の中飛び立ってゆくおまえを見てる
嫌になるならば食卓を離れてボートを漕いで光まで行く
美しい夢を見ていた放課後は夕陽に満ちてただの一日

とにかく忙しかった。記憶がない。たこ焼きばっかり食べてる。

新しい記事
古い記事

return to page top