外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

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終わりが来る

首を振る扇風機にもう夏が終わるんだってと説明してる
戸惑ったままでいつまで遊ぶのかわからぬままのサンダルを干す
めざましの音を鳴らしている時計以外に話さない部屋
知らないとわかっていても連絡をしてみようかな夢で会おうよ
雨の降る夜に終わりが来るというニュースを聞いてナッツを食べた
目を開けて眠っていたと気づいても今更閉じ方がわからない
どこに行こうと思って途中まで切符を買ってみんなうるさい
どこまでも行ける切符がないという理解の形で大人になった
また夜が来るまで一度目を閉じて終わりは繰り返されているから
銀紙の皺をつるつるにしていくことで罪から逃れる予定

引き続きデータベースと格闘しています。今週はもうずっとこれでしょう。

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