外マドレーヌ─哉村哉子いろいろ置き場

home > 短歌と日々 > 見知らぬ朝

見知らぬ朝

ミチミチに疲れ果ててる脳内でゆっくり山羊があくびをしてる
これ以上手には持てないトランプの一枚を出す 地面に落ちる
やばい嘘ついてもついても終わらずに地蔵菩薩が来るのを待った
神様をあるだけぜんぶ信じると定めたときの心みつける
過去遠く生きていたと聞く人類は笑ったりしていたのだろうか
目覚めればいつも見知らぬ朝であるみんないつでも不安なままで
親切な大人になったことからは別に得られるものはなかった
ただ行くよ 選んだことのない道がいつも進めと待っているから
酒だけは強くていつまで続くかもわからぬ缶をまた積み上げる
背に硬いアスファルトもうこの熱い夏から逃れないのだろうな

小説を書きました。→「金星は女である

辺里はTRPGのシナリオに出てくるNPCで、PCとして使ってもいるのですが、いろいろ細かい設定があり、上記の小説はその一部です。でもこの小説はTRPGとは特に関係ないです。

辺里は12歳の時に塾講師といろいろあり、すっかり大人の男が嫌いになったのですが、大人を嫌いであっても人間は生きていればいずれ大人になるのであった。そのあたりのことは話が暗くなるので省いたのですが、またそのうち書こうかな~と思います。

新しい記事
古い記事

return to page top