カテゴリー: エッセイ

2025年、編み物をしていた

はじめに

2025年ははじめてウェアを編んだ年だった。編み物を始めてからおよそ35年くらい経って急にウェアを始めた。

このHPは編み物の話をする場所では本来ないので解説しておくと、ようするに服やその他具体的に身につける実用品を編むようになった。

それなりにいろいろ編んだので、備忘録をつけておく。

ウェアを編むに至った経緯

そもそもなぜ編み物でベストやセーターを編もうと思ったのか、そのきっかけだが、2024年夏から2025年春にかけて、アニメ『オッドタクシー』と、その続編の漫画にすごくハマっていた。

万事感情が大きい質である。何かにハマっている間、つねに、激しい感情を持て余している。朦朧とするほど大きい感情を持て余した結果、ピンク色の毛糸を20玉と、『増補改訂版 セーターの編み方ハンドブック』を買った。

「愛」を編んで着なくてはならないと思ったため。

で、編んだのがこのベスト。

急にこれを編み、ウェアに目ざめたのだった。

これまでのこと

編み物はそもそも祖母から習った。何歳だったか忘れたが5歳から8歳の間のどこかだと思う。母も姉も叔母も編み物をしていたので、編み物を学ぶのは自然な流れだったが、服というか、身につけるものを作ることにあまり興味がなかった。

編み物の技法は好きだし編み上がったものも好きだったが、暑がりで、マフラーも手袋も使わなかったし、セーターもあんまり好きではなかった。30代になってようやくマフラーをまともに使い始めたくらいだったので、編んだものを身につけることに全然興味がなかった。

あわせて、体型が一般的ではないので、本の通りに編んでも全然体に合わない、と思われるのだ。というか、「服が体に合って心地よい」と思ったことがない。いつも無理矢理着ている。そういう感じだと、服を手に入れるのは面倒臭くて苦痛を伴う行為で、あまりポジティブな印象は持てない。

つまり、ウェアを編もうと思ったら本の通りに編んでも大抵多分着られず、自分の方で独自に調整したりやることが多いのである。まあ、面倒臭い。というか今でも面倒臭いには違いない。歳を取って面倒臭いということ自体に耐えられるようになってきたと思うが。

というわけで全然、ウェアどころか実用的なものはほとんど編んでいなかった。人生のうちで一番完成させた編み物はあみぐるみで、次点は鞄とか袋、ここ10年は数年おきにマフラーやスヌードを新調する程度だった。

ベストやセーターを編んだら着るかも、と思うようになったのは、歳を取って、若い頃よりは暑がりであなくなったから、というのもあると思う。

そんなわけでわたしは不真面目ニッターとしてチャラチャラと、好きな模様のスワッチだけ編んで特に何も完成させずに放置、とか、人の推しキャラを急に編んでプレゼントして手元になくてスッキリ、とか、編み上がって満足したのでおもむろに全部ほどいて編むところだけ楽しむ、みたいな感じで長らくやってきたので、編めるっちゃ編めるのだが、段数をまじめに数えたり、目の増減をまじめにやったり、そういうのはほぼやったことがなかった。編み図も読めるっちゃ読めるのだがそもそも編み図通りに編んだこと自体ろくすっぽなかった。

「大体のことは知っていて、手も均一に動かせて、やりたいことは大抵できるが、特にやりたいことはない人」だったわけである。

そんな感じだったのだが、10年来の友人が、ここ数年猛烈に編み物をしていて、ウェアを編みまくっていた。SNSでその様子を見ているうちに、なんとなく興味が出てきた、というのも、理由のひとつだ。友人には、編みまくってくれてありがとう、と思う。人がやりまくっていることって楽しそうだから。

ピンクのアランニットベスト

ウェア1枚目。

前述の通り、「愛」を着たいな……と思って編んだ。

形は『セーターの編み方ハンドブック』掲載の「Vネックベスト」(適当に調整したところもあり)、模様は自由にやった。袖も襟もの減らし目をする自信がなかったので、袖がまっすぐのデザインを選んだ。

アランニットを編むのにハマっていたことがあり、技法としては一番好きである。「愛、富、人生」をテーマに模様を組み立てた。総柄。がんばっている。

脇をゆるく作りすぎてあとから誤魔化したところがあるし、襟と模様がズレているし、襟のゴム編み止めもうまくいっていないところがあるのだが、それでもこのベストはとても気に入っているし似合うのでよく着ている。

手芸屋「ドリーム」のオリジナル糸「ウォッシャブル純毛合太」で編んだ。この糸は割れやすくてだるいところもあるが、とにかく軽くていい。サッとふんわり着られてよい。

編み込み模様のドードーベスト

2着目。

『オッドタクシー』に登場するドードーを柄として編み込んだセーターなので、これは二次創作セーター。写真の上では、ドードーの背に、わたしの推しキャラのフェルトブローチがくっついている(これも作った)。

ピンクのベストと形は大体一緒で、襟だけ丸くした。

深夜にどうしても編みたくなって、家にあったいろんな毛糸で場当たり的に編んだので、何を使ったのか不明。リブの分だけ買い足した。ダルマの「GEEK」。

これも今見ると反省が多いし、無計画に編み込みをやったので裏がグチャグチャなのだが、楽しく作れて良かった。同人誌即売会に着ていって、いろんな方に褒めて頂いた。

黄緑色のアランセーター

3着目。

そろそろセーターにも挑戦してみるか……と思った。

ダルマ「GEEK」の編み心地にハマり、もっと編みたくなって追加でたくさん買い足した。前述の通りこれまで編めたら良く、何の糸でも良かったため、こんないい糸をまとめて買ったのは生まれてはじめてだった。気合いを入れて模様を組み立てた。

『セーターの編み方ハンドブック』の「基本のアランセーター」を参考にしつつ、あちこち変えたり、一生懸命計算したりして肩を編んだはずだが、何を計算してどうして合ったのかもう全然覚えていない。

袖の2枚目を編んでいる最中に夏が来て触る気になれなくなり止まっていたが、寒くなってから無事完成。

ビギナーズラックにすぎないと思うが体型と希望にぴったりのものが編めて、とくに肩周りはだぶつかずぴたぴたすぎずに編めた。すごく着心地が良く、気持ちよくなり、ここで本格的にウェアにハマった感がある。

『amuhibi KNIT BOOK』より「RED CARDIGAN」(途中)

4着目。まだ途中なのだが、編んでたものということで置いておく。

RED CARDIGANという名前なのに全然青い糸で編んでいて申し訳ない気もするが、このカーディガンは丸くなったガーターの裾デザインが可愛い。丈や袖周りは体型に合わせて調整している。

GEEKがまだ編みたくて、もしかしてメリヤスで編んだ方が糸が映えていいだろうかと思い編んでみたもの。本体は編めたが仕上げ分の糸がぎりぎり足りなくなり、糸を買い足しているうちに年を越した。

こういうさらっとした羽織り物のほうが全然普段から着るような気がするよな……と思うが、セーターを編むのがとにかく面白く、今後進む先に迷っている。

魚類の進化セーター(途中)

5着目。これも途中というか、12月28日に編み始めた。

12月にamuhibiさんの実店舗に行く機会があり、そこで買った「Manchelopi」というロピヤーンで何を編もうか色々考えた結果、やっぱりアイスランドロピセーターを……と思って……思ったはずが編み込みで遊びすぎた。あと、急にトップダウン。

何かに準拠して編んでいるわけではなく、あらゆる丸ヨークの編み図を参照できる限り参照して、多分こんな感じ……と思い、探り探り編んでいる。あからさまな失敗も、悪くないけどこうじゃなかったな……もあるのだが、手探りで編むのも面白い。というかわたしのニッターとしての人生はずっと手探りでずっと場当たり的だったので、やっと自分らしく振る舞っている感じがして、それはそれで、いい気持ちである。

ニットキャップいろいろ

合間にニットキャップも編んでいた。ニットキャップって若い頃は本当に似合わなかったのだが、最近妙に似合うようになった。似合うなら、じゃあ、そんなの、じゃんじゃん編むよ。すぐできるんだから。

しかしニットキャップの世界も奥が深い。ぼちぼちがんばりたい。

IKEAのクマがモデルをやっています。

くげなつみ『わたしのえりまき』から。頭のサイズに合わせていたら作品意図とは違う仕上がりになってしまい、あんまりうまくいかなかったが、とてもあたたかいので風の強い日に重宝。

なんとなく適当にやったアランニットキャップ。お友達がニットキャップ欲しいと言ってくださったので性格のイメージに合わせて編んだもの。「突撃、勝利、財宝」って感じ。

アランニットのボンネット。『amuhibi KNIT BOOK』にボンネットが載っていて可愛くて編み始めたのだが、いろいろやっているうちにほぼ別物になってしまった。

大変似合うのでよく被っている。ちょっと小さすぎたので、リベンジしたい。

写真に撮るほどの段階ではないのだけど、旅行中4つ目のニットキャップを編んでいて、今魚類の進化セーターにかかりっきりなので放置されているが、編んだら終わるようなものなのでサッと編みたい。

あと、編みかけといえば実は、2着目と3着目の間にかぎ針編みのジャケットを編みかけていたのだが、かぎ針編みで大きいものを編んでいると高速で糸がなくなる。という、事実に、怯えてしまい、止まっているのでこれは解くと思う。相当軽い糸で編まないと重いと思うし……。

終わりに

服を編むことで、自分の身体について自覚的になって、それがよかったなと思う。あと、「普通の人の普通の生活」に感情があるので、特に伝統ニットについて読んでいると急に歴史が接続する感じがして、それが心地よい。

服に興味がない人生だったが、持てて良かった。2026年も色々編もうと思います。

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2026年の目標

はじめににかえて、WISHリスト2026

今年のWISHリスト100を作った、という画像。WISHリストはいつもGoogleスプレットシートで作っている。

年間フィードバックと来年の計画は10月にやった。そのときに作ったWISHリストを、時々見返しては直しつつ3ヶ月過ごして、今日改めて見返してまあこんなもんだろうと思った。

というわけで、こういう感じで行こうかと思う。

年間計画とWISHリストの作り方を教えて欲しいと、よかったねコメントでいただいているのですが、割とややこしく、年内に返せずすみません。余裕あったらどっかで説明します。

2026年の全体目標

  1. 心地よさを考える
  2. 「見せない自分」を大事にする
  3. じっくりやる

ひとつひとつ、以下に、今思っていることを書いておく。

心地よさを考える

居心地の良い関係性、着心地の良い服、住み心地の良い家、生きやすい人生。そういうものに最近、ようやく関心がある。

自分の人生を心地よくしたいと思っているというより、世の中の人がそれに関心を持っていろいろ工夫していること、歴史的にみんないろんな工夫をしていること、それ自体への関心。ひいては、手工芸や、食べること、お風呂や温泉、生活レベルで触れている「心地よさ」がどう形成されたか、に関心がある。デザインとか、整頓された情報、文章の読みやすさ、とかも。

自分の身体的な心地よさにあんまり関心がなく、不快でもそこまで気にならない。そういう感じでぼんやり生きているのを改善したいともながらく思っている。しかし、ただ自己管理を頑張って……と思っているだけだと全然改善されなかった。ダイエットも曖昧に止まっている。

よく、「友人が同じ生活をしていたらどう思うかという視点を持ったら改善される」と言うが、それはその友人の人生なので、わたしはさほど気にならない。実際に友人が困窮していたら、冷静な視点で助言はできるだろうが、本人が困ってないなら究極的にはどうでもいい。そしてわたし自身別に全然困ってはいないので、まあ、心地よくなくても、どうでもいいのだが、ただ、持病の観点からいうと、困ってようが困ってなかろうが、良くはないのだった。

もっと別の視点から、「心地よく生きるとは?」を、歴史や文化の視点から紐解いて触れていきたい。歴史や文化について調べるのは好きだから、好きなやり方で改善できるかもしれない。

「見せない自分」を大事にする

見せない日記、をここ数年、たくさん書いている。

SNSを長くやりすぎた。こう言えば誤解がないかなとか、こう言えば分かってもらえるかなとか、思考の一番上にそれが来るようになってしまって長かった。それこそ心地が良くないので改善したい。

誰かに話しかけて聞いてもらわないと気が済まない、というのは、本来的な自分のありようではない。もっと一人で遊び、一人で解決し、一人で考えたい。人と話したり人と遊んだりするのをやめるわけではないが、自分自身と向き合う時間を沢山取った方がいい。

誰かに聞かせる用、見せる用の自分ではなく、自分用の自分として、何を考えているのか、本当は何を感じているのかをしっかり分析してしっかり理解しておきたい。人に見せる用の自分とかSNS用の自分というのはその土台の上に置くものだと思う。少なくとも自分はそうだ。

紙の手帳にこだわらず、NotionなりWebアプリなり、PCでもスマホでも何でもいいのでがんがん書き留めて、自分の感情の一次ソースを確認することを、大事にしたい。

じっくりやる

早く、たくさんできるのがいいと思いがちな性格だ。いつも少し焦っていて、焦りが自分の人生を居心地悪くしていると思う。じっくり、ゆっくり、ひとつのことに向き合う時間を、意識的に取った方がいい。

長い時間を集中してやる、というより、「1日30分、何ヶ月も続けて、いずれ成果になる」というような形になることを恐れない。細切れの成果を恐れない。進捗がなくても動じない。

今思っていることは、早くやらないと逃げる、という感覚もある。これはメモを丁寧に取ればある程度解決すると思うので、それこそ見せない自分というか、「見えないレベルの進捗を大事にする」ようにしたい。

1日30分のタスクを長く持っている間、実は全然30分以上そのタスクに触れているはずだ。頭の片隅に常に維持しているはずだから。だから30分しかやっていないという焦り方をする必要はない。あと、そういう時間に思いついたことを、「思いついちゃったからタスクを進めなきゃ!」と思うのではなく、きちんとしたメモを取るのも気をつけたい。脳内会議をきっちりやって、きっちり議事録を残す。

おわりに

要するに、学習し、記録し、フィードバックをやる年にしたい。

ゆるくやりましょう。ゆっくり、じっくり、丁寧にやりましょう。

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今年買った・もらった本と、読み終わった本

絶対漏れがある気がするが、いったん記録しておきます。

もらった

  • 『翻訳できない世界のことば』
  • 岡本愛以『365日 手帳・ノートのあしらいアイデアBOOK』
  • 三國万里子『アラン、ロンドン、フェアアイル 編み物修学旅行』
  • 梅本美紀子『amuhibi KNIT BOOK』
  • 森瀬繚『クトゥルー神話解体新書』
  • J・L・ボルヘス編纂『ダンセイニ郷 ヤン川の舟唄』
  • 宮沢賢治/清川あさみ『銀河鉄道の夜』

買った

シリーズの漫画とか重複購入しているものも含めると買ったのは100冊くらいになっている。たいして買ってないような気がする年ですらこれだ。別に世界のすべてを手に入れているわけではないのだが、毎年100冊くらいずつ増えて行くと思うと途方もない気がするが……。

紙の本

  • 此元和津也/肋家竹一『ルートオブオッドタクシー』全6巻
  • スウェン・ヘディン『ゴビ砂漠探検記』
  • 篠田知和基『世界魚類神話』
  • 『神々と精霊の国 西シベリアの民族と芸能』
  • 西尾哲夫『アラビアンナイト』
  • 池谷和信『ビーズでたどるホモ・サピエンス史』
  • 『海とヒトの関係学①日本人が魚を食べ続けるために』
  • 季刊民俗学185 特集「ビーズ大国アフリカ」
  • 『狂気の山脈にて 新訳クトゥルー神話コレクション 6』
  • 『ラヴクラフト恐怖の宇宙史』
  • 『増補改訂版 セーターの編み方ハンドブック』
  • 柴崎友香『 遠くまで歩く』
  • 小山田 浩子『工場』
  • ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』
  • ハン・ガン『ギリシャ語の時間』
  • はしゃ『甘くて辛くて酸っぱい』
  • 『万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
  • 野村育世『蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか』
  • 『継承されるデザイン 世界の伝統ニット』
  • 風工房『風工房のフェアアイル・ニッティング』
  • 『収納上手のインテリア 押入れ』
  • 森瀬繚『ラヴクラフト語辞典: H·P·ラヴクラフトにまつわる言葉をイラストと豆知識で禍々しく読み解く』
  • 『短歌タイムカプセル』
  • 野村日魚子『百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た』
  • 一田憲子『もやもやしたら、習慣かえてみたら?: 37人が大切にしているルーティン』
  • サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』
  • 『サンディ・ピーターセンの暗黒神話体系 クトゥルフの呼び声TRPG』
  • 『食屍鬼島 クトゥルフの呼び声TRPG キャンペーン・シナリオ』
  • 『横川で映画を観るということ』
  • 池内紀『散歩本を散歩する』
  • デボラ・ブラム『幽霊を捕まえようとした化学者たち』
  • 『鈴木成一デザイン室』
  • 井辻朱美監修『お姫さま大全』
  • ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題』
  • 『作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう!』
  • 古代エジプト展の図録
  • Open A+公共R不動産 編『PARKnize パークナイズ 公園化する都市』
  • ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』
  • 『いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎』
  • 『めぐって・編んで楽しむときめくニッチ本BOOK』
  • 『棒針で編む 冬のつけ襟』
  • 『手編みのニット帽大全集 アラン模様 編み込み模様』

電子書籍

  • 此元和津也/肋家竹一『ルートオブオッドタクシー』全6巻(紙で買って電書で買って単話も買った。オタクなので……)
  • 涌井学/此元和津也『オッドタクシー』
  • 牧野修『楽園の知恵』
  • 牧野修『ファントム・ケーブル』
  • バーネット『秘密の花園』
  • メンタルドクターSIDOW『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』
  • trois M『trois Mの羊毛フェルト基礎BOOK』
  • 佐々木伸子『羊毛フェルト基礎テクニックBOOK』
  • 上山道郎『悪役令嬢転生おじさん』
  • 午後『元・片づけられない漫画家の 心地よい暮らし製作所』
  • 『狂気の山脈にて 新訳クトゥルー神話コレクション 6』(電書でも紙でも買ってる。オタクなので……)
  • 『7日でわかる! はじめようハングル』
  • スケラッコ『しょうゆさしの食いしん本おかわり』
  • ハン・ガン『すべての、白いものたちの』
  • ともつか治臣『令和のダラさん』
  • 川原繁人『「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか』
  • オカヤイヅミ『雨がしないこと』
  • 吉田誠二『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』
  • 『背景の描き方大事典』
  • 石川理夫『温泉の日本史』
  • 『風土記 現代語訳付き 上下合本版』
  • 『今敏アニメ全仕事』

通読した本・再読込み

「もらった」「買った」とは重複もありますが、軽く振り返りつつ記載しておきます。

フィクション

  • 小説・戯曲
    • バーネット『秘密の花園』
    • ボルヘス『ボルヘス怪奇譚集』
    • 柴崎友香『 遠くまで歩く』
    • ハン・ガン『ギリシャ語の時間』
    • テッド・チャン『あなたの人生の物語』
    • アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
    • サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』
    • コナン・ドイル『 シャーロック・ホームズの冒険』『 パスカヴィル家の犬』
    • 小川洋子『琥珀のまたたき』
  • 漫画
    • 此元和津也/肋家竹一『ルートオブオッドタクシー』
    • スケラッコ『バー・オクトパス』

小説や漫画を買うだけ買ってはろくすっぽ読めなくなって随分経つが、ラテンアメリカ文学か、SF、が読みたくて、あれこれ読みかけては、置き……を繰り返しているなか、今年はまあまあ読めて良かった。

でも一番良かったのは『ギリシャ語の時間』だったな……。

ノンフィクション・エッセイ

  • 井田千秋『家が好きな人』『ごはんが楽しみ』
  • スケラッコ『しょうゆさしの食いしん本』既刊・新刊
  • シベリカ子『おいしいロシア』
  • 午後『元・片づけられない漫画家の 心地よい暮らし研究所』
  • オカヤイヅミさんのコミックエッセイ全部
  • 古賀及子『後れ毛で風を切れ』
  • 『翻訳できない世界のことば』

いつも追ってる作家、および、何度も読んだ本の再読。特に新しい出会いとかはないというか、特に新しいものを探しに行かなかったな。エッセイって好きなのでもっと探して買ってもいい。

手芸

  • trois M『trois Mの羊毛フェルト基礎BOOK』
  • 佐々木伸子『羊毛フェルト基礎テクニックBOOK』
  • 須佐沙知子 『羊毛フェルトで作る絵本のマスコット』

今年はニードルフェルティング(羊毛フェルト)を始めた。trois Mの~はわかりやすくてよかった。おすすめ。

編み物の本はあるだけ引っ張り出してあるだけ読み返したので、全部挙げたらきりがないため割愛。15年とか10年とか前に買った本がぼろぼろ出てきて、こんなの編めないけど素敵と思っていたものが編める……編めるぞ……になっており、嬉しかった。

学術書

  • 小松和彦『神隠しと日本人』
  • 越智敏之『増補 魚で始まる世界史』
  • 野村育世『蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか』

読み終わったのこれだけか! 意外。でもチラチラ読んで全部は読んでないことが多かったかも。引き続き、文化、歴史、民俗学や風俗、民芸、などに関心がある。いや、関心があるというか、読み通せる程度に知識力があるジャンルがこのへん、ということかも。読み終わってない本がなにしろいっぱいあるので……。別に通して全部読まなきゃダメとかではないっちゃそうだが。

あと、深きもの(クトゥルフ神話に登場する、半人半魚のクリーチャー)が好きなので、何のシナリオに生かすとかでも特にないんだけど魚関係の本を買っては読んでいる。

実用書

  • インテリア関係
    • しかまのりこ『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』
    • 『収納上手のインテリア 押し入れ』
  • 小説技法
    • 冲方丁『冲方式ストーリー創作塾』
    • 新城カズマ『ライトノベル「超」入門』
  • マーケティング・経済関係
    • 『サクッと分かるビジネス教養 マーケティング』
    • 『大学4年間のマーケティング見るだけノート』
    • 『サクッとわかるビジネス教養 経済学』
  • デザイン関係
    • 『なるほどデザイン』
    • 『デザインのドリル』
    • 『やってはいけないデザイン』
    • 『デザインのネタ帳』
  • レシピ本乱読
    • 『ゆる自炊BOOK』
    • 『激せまキッチンで楽ウマごはん』など。prime readingでいろいろ読んだ。
  • その他
    • 吉沢秀雄『「気持ちいい」から考えるゲームアイデア講座』
    • 読書猿『問題解決大全』
    • 池田千恵『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』
    • メンタルドクターSIDOW『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』
    • 岡本愛以『365日 手帳・ノートのあしらいアイデアBOOK』

今年は小説技法と経済学関係をがんばった。

Audible

  • 村上春樹『カンガルー日和』
  • 村上春樹『パン屋再襲撃
  • 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』
  • 沢木耕太郎『深夜特急1』
  • ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』
  • 江國香織『とるにたらないものもの』

Audibleを始めた。耳で急に新しい本を取り入れられる気がせず、もう読んだことがある本をいったん聴いているうちに半年くらい使っていた。そろそろなれただろうし、新しい本を聴いてもいい気もするが。

まとめ

あんまり「腰を据えてしっかり本を読んだ」という気がしない年だったが、振り返ると案外読んでいる。とくに、近年「さすがにいくらなんでも、生きてる作家の本を読んでなさすぎる」という危機感を抱いていたので、そういう意味で存命作家の小説がぼちぼち読めて良かった。今年は小説がけっこう書けたんだけど、生きている作家の本が読めたのは相互に関係があるのかも。小説を書いたから読めたし、読めたから小説が書けたし、というか。小説を書いていたので、家に眠っている古い小説技法書を引っ張り出したりもした。もっと新しいものも読みたい。

文化風俗に薄く広く関心がある。権力とあまり関係がない情報ならそれにこしたことない、とも思っている。それで食生活のことを調べたりしていたのだが、装飾品とか余暇とか(温泉とか睡眠とか)、「民衆にとって豊かな生活を支えたもの」について調べるのもいいだろうな。

とにかく編み物に関心があっていろんな技法を読みあさってはやってみているけど、他の手芸もしたいな。手芸もまた「民衆生活の記録を読み解く」だから、作りたいというか、学んで体得したい、という感じがする。

経済学とマーケティングのことが、わかったり、わからなくなったりを繰り返しているが、今年は大分理解が及んでよかった。自分は「協力、互助、成長」などをベースにすればある程度わかるので、困ったらそこに立ち返ればある程度理解ができる、と思った。あと、歴史や文化を踏まえればある程度分かるところもあるので、そういう切り口で関心を持つのもいいだろう。

本を読むところまでは行っていないのだがいまぼんやり数学に関心があるので、2026年は何らかの形で何か勉強したい。まあ編み物ってある程度数学だし……。

総合的に「生活」に興味ある、かもしれない。「生活」について考えつつ、2026年やっていこう。

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12月のwishリスト

wishリストについて

wishリスト100を毎年作っている。

今年はWishリストにTRPG関係のものを入れるのをやめて、TRPGは別のリストにしていた。だからTRPG関係の、どういうシナリオで遊びたいとか書きたいとかは、ここには基本的に入っていない。書きたいはある程度タスクだけど遊びたいはwishのような気もするし、あんまりばっさり分けるのも違うか? という気もしていて悩んでいる。

12月のwishリスト

12月なので、残ったものの中から、今でもやっぱりやりたいかもな……と思っているものを集めてきた。よく考えたら、12月に限らず、毎月これを書いたっていいな。今月はこんなwishをやるぞ! と思うと、楽しくなるかもしれない。

  1. 観たことのないドラマを観る
  2. プラネタリウム行く
  3. 1920年代アメリカの本を読む
  4. 古いPCの立ち絵を描きなおす
  5. アナログイラスト・水彩など描く
  6. ポーズ集の模写をやる
  7. AviUtlの使い方を学ぶ
  8. 人の動画の分析をする
  9. 刺繍のキット1つ以上完成させる
  10. アシックスでショートブーツ買う

どうしてやりたいのかも、あわせて書いておこう。

観たことのないドラマを観る

何か新しいインプットがしたい。特に冬は編み物をしながらドラマを観たりするので、12月中にやる可能性も高い。

でも別に新しくなくても、グラナダ版ホームズと、ポアロが途中なので、そっちを観てるかもしれず、そっちを観ていて悪いということはない。

今年は『グラスハート』のドラマが公開され、原作に相当ハマっていたので観たいと思いつつ、別に全然cozyじゃないだろうなと思うと編み物をしながら観るかは不明。

別にcozyじゃないものを観たっていいだろという説はあるが。ていうか探偵ものだってcozyじゃないときのほうが多いだろう。

プラネタリウム行く

去年末になぜこの項目を入れたのかは全然不明だが、今年ハマったうちよそはプラネタリウムに縁があり、俄然高まっているので行きたいと思っている。場所も確認したし、あとは行くだけだ。今日行ったっていいくらいだ。

1920年代アメリカの本を読む

これはややTRPG関係だな……混ざっているな……。

クトゥルフ神話TRPGのおおもとの舞台は1920年代で、このあたりの風俗や歴史に興味があり、本を買ってあるので読みたいと思っている。来年は1920年代のシナリオもまた書きたいし、来年に向けていいきっかけになりそう。

ともあれ読みたい本はたくさんあるので、まず、何を優先的に読むかを整頓した方がいいけどね。今日は本棚の整理をして過ごす予定なので、あわせて、読みたい本を選別してくる。

絵を描く

  • 古いPC(TRPGで使うプレイヤーキャラクター)の立ち絵を描き直す
  • アナログイラスト・水彩など描く
  • ポーズ集の模写をやる

今年はあんまり絵を描かなかった。というかしばらく絵をあんまり描いていない。時間をとって描きたいと思っている、ある程度描けるようになったわけだから。

HP(ここ)に探索者用のギャラリーを作ったので、描いてまとめたさもある。

あと、引っ越して家が広くなったんだから、水彩画をやりたいのだ。道具をずっと死蔵しているため。

動画の勉強

  • AviUtlの使い方を学ぶ
  • 人の動画の分析をする

今年はYouTube投稿をやるようになった。そもそも「やるようになりたい」がwishだったので、できてよかった。

11月にバタバタしていて1本も撮れなかったが、12月は1本くらいはまた撮りたいな~。まあ、あまり多くを年内にやりきろうと思わず、AviUtl(使っているソフト)でできることを改めて勉強したり、人の動画をちゃんとしっかり観て勉強したり、だけでもやりたい。

刺繍のキット1つ以上完成させる

刺繍、場所を取らないので旧居でけっこうハマっていて、キットをいっぱい持っているのだが、今の家に引っ越してきてから全然やらなくなってしまった。せっかく身につけかけている技術なのでもうちょっとしっかりやりたい。

アシックスでショートブーツ買う

    アシックスの靴はすごくいい。ダサいのだが。ショートブーツって買ったことない気がするので買いたいと思っている。冬の旅行が控えているので今週中には買ってきて履き慣れておきたい、買うなら。

    その他

    上記は去年末に書いたwishリストを改めて年末に潰していきましょうというやつ。

    その他に、今年になってはじめたことと、さっきから言っているがTRPG関係のやりたいことも色々ある。

    普通に年末だからやりたいことも色々ある。

    今年になってはじめたことをもっとやりたい

    • 4月からずっと編みかけのセーターを仕上げる
    • HP(ここ)を整頓する
    • 小説をどんどん書きたい

    TRPG関係、これだけはやって年を越したい

    • ずっと書いてる『三一夜』という年末シナリオを今年こそ目処つけたい
    • KPひとつやりたいので準備
    • TRPGのHPを整頓する

    それ以外

    • 大掃除
    • 2026年のwishリストを完成させる、その他2026年の目標など
    • 12月なかばに旅行に行くため、旅行ノートを作って遊びたい
    • ジムもっと行く

    こんなかんじかな。こういう「今月やりたいことリスト」を毎月書いて公開しておくのもありかもなー。まあ、月末月初ってバタバタしているので、こんなにちゃんとまとめてる暇ないかもだけど。

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    一人暮らし10年

    はじめに

    広島県の、「まあ県庁から徒歩圏内と言ってもいい」くらいの場所に住んでいる。「徒歩圏内」の感覚はひとによるだろうが、この表現によって「ならあのへんか……」の特定を防いでおく。わたしはけっこう歩く方だ。

    実家も広島だが、もっとずっと山の奥にある。2015年9月に実家を出て、一人暮らしを始めた。だから、10年の歳月が経ったことになる。

    この日記では生活の話をたくさんしているので、一人暮らしと家について書いておこうかと思う。登場人物だから。

    家を出るまで

    色々あって就職をしなかった。更に色々あって、メンタルを壊した。という経緯で、家を出そびれたまま、仕事を転々としつつ小説を書いてダラダラ8年くらい経過していたが、家は相当居づらくなっており、家を出る直前の年はろくに家に帰らずファミレスとネカフェを転々としたりしていた。

    ネカフェを転々とするくらいなら引っ越すか……と思った。

    最初の家

    最初の家に引っ越した時はとても嬉しかった。わたしはこの家に異常な愛着を寄せていて、9年も住んだ。四畳半+2畳のキッチンしかない、すごく狭い部屋で、9年も住むような空間では絶対になかったのだが。ロフトベッドとデスクと冷蔵庫と洗濯機を置いたらもうぎりぎりだった。

    最初は「外で働いて外で原稿やるんだから、家なんて寝るだけだから」と思っていた。なにしろ直前までネカフェで暮らしていたので、十分だろうと思った。

    しかしわたしは何故かこのあと在宅ワーカーになり、次いでTRPGプレイヤーになった。この四畳半が衣食住遊働のすべてになってしまった。こんな空間で衣食住遊働のすべてをやるというのは、ほとんどかたつむりと一緒である。体を家の形に添わせながら、肌のすぐ先に家の壁があるような状態で生きていた。

    四畳半は自分の皮膚であり身体であり殻だった。

    愛していたが、愛だけではどうしようもないものもあり、引っ越した。

    今の家

    四畳半を愛しすぎているので誰に何を言われても引っ越す気がなかったのだが、とにかく本当に散らかっていて、というか許容量を超えていた。いつも掃除をしていた。1年間くらい毎日掃除をし続けても端から端から散らかるので、無理だなと思って、引っ越すことにした。

    四畳半を愛していたため、「でも四畳半が良かったな」とは絶対に思わない物件を探し出さなくてはならなかった。というわけで、とにかく広い物件に移ることにしようと決意を固め、不動産屋に行った。「3部屋くらいあると嬉しいんですが」と伝え、そのまま内見に行き、1軒目が気に入って、その日のうちに決まった。不動産屋にしては珍しく、無駄口がなく仕事の早い人だった。

    という経緯で3DKにひとりで住んでいる。

    まあ、オーバースペックではあるのだが、家で働いているんだからストレスなく過ごせた方がいいに決まっている。仕事部屋と寝室が完全に分かれていて快適。あと1室は「読書室」で、本棚と手芸の道具が置かれている。映画を観ながら編み物をしたりする。

    読書室のおかげで、家にゆとりがある。正確には、ゆとりの享受が義務化されている。全然入らないのもよくないから……みたいな理由で読書室に入って休憩をとるので。

    最初の家に住んでいたときは、デスクに監禁されていて、逃げる場所はベッドの上しかなかった。読書室の存在は、自分の人生に必要な余剰であるなと思う。

    幸せに暮らしている

    この家に何年住むかはよく分からないが、四畳半と違って「ここから動きたくない」わけではなく「何の不満もなくて動く必要が全然ない」ので、何らかのトラブルに見舞われるまでは住みたい。県外に出る選択肢がないわけではないが、しかしこの暮らしは快適だしな、と思う。

    光の美しい家で幸せに暮らしている。ずっとここにいられるならそれが一番良い。

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    最近のルーティーン

    備忘録も兼ねて、今の生活を書いておこうと思う。


    起きる

    起きるのはだいたい8時くらい。前日何時に寝たとしても8時に起きるのでやや困っている。もうちょっと寝たい日もある。

    最近、紙に書くのでは速度が見合わなくなってしまい、ブレインダンプとかメモとかを全部、スマホアプリとパソコンで書きまくっている。notion上にそれ用の日記「いったんストップ日記」(略称:いス記)を作った。そんなわけで、notionに書きたいがために、2年くらいやっていた「スマホを寝室に持っていかない運動」を辞めている。でも持っていかない方が睡眠の質は良いと思う。

    とにかく、起きたらすぐスマホを掴んで5分くらい、思いついたことを書く。

    布団から抜け出し、トイレに行って(トイレでも2分くらいブレインダンプをして)、朝の薬を飲む。以後、トイレに行くたびにブレインダンプをしている。トイレでスマホをいじりたいという欲望をトリガーとしてSNSに支配されないために……。

    ここ(新裏庭)のこの日記をつける。日記は前日分のnotionを見て前日分を書いている。

    デイリーログに、気温と天気と気圧、睡眠ログ、今日の気分と体調、などを記録し、今日の目標と指針を決める。目標というのは達成したいことで、指針というのは「がんばるぞ!」とか「ゆっくり~」とかの今日のテンション感のことです。

    デイリーログをつけるために使っているのはレイメイ藤井の「システムノート」B5サイズ。見開きで1日使うと1ヶ月で1冊使い切って気持ちいいので、来年もこのままこれにデイリーをつけていくか迷っている。B5ルーズリーフファイルに全部綴じて1冊運用にするのもいいと思っているのだが。

    ごはん

    朝ごはんは大体、オーツミルクをかけた「BAKEDオーツ」。両方オーツ麦なので、「豆腐の味噌汁」だな……と思っている。朝ごはんってタンパク質を摂った方がいいって言うけど、どうせこの頃にはなんだかんだで10時くらいになっているし、どうせもうじき昼ごはんだし……と思うとあんまりたくさん食べる気になれない。気が向いたら冷凍食品の豆腐ハンバーグをチンして食べたりする。

    昼ごはんはBASE FOODの何か(パンか、焼きそばか、ラーメン)。今日は小麦は違うかもとか、少ない方が良い日だなと思ったら焼き芋を食べる。最近は焼き芋を潰してきなこをかけて食べていることが多い。美味しいし、きなこを摂ると栄養バランスにバフが掛かるから。あと、ささみ温野菜サラダ。寒くなったので生野菜を辞めて温野菜にした。

    夜はあすけんの許す範囲で、割と好きに食べている。

    あすけん(栄養管理アプリ)を再開して、すごくまじめに毎日85点取っている。あすけんは、食事パートは85点が最高値で、あと15点は運動で稼ぐしくみ。おやつにはキウイヨーグルトを食べ、温野菜サラダを食べ、魚と野菜を食べまくっている。

    労働

    10時から12時まで朝の部、13時から15時まで昼の部、15時から18時まで夕の部。夜働くと睡眠が壊滅するので、せめて労働っぽいことはやらないようにしようと思っている。せめて、というのは、本当は夜はスマホやパソコンを全般的に控えた方が良いだろうねという意味。無理だが。

    このうち、2パート分1日5時間くらい働いて、1パートは散歩やジムや図書館などに費やしたいと思っている。思っているだけで、だらだら8時間働いていることも多い。わたしのやっている範囲だと、量より質、時間をかけてブラッシュアップよりキリッと冴えたアイデア勝負、って感じで、1日5時間集中してガッとやって他の時間ゆっくりするほうが、だらだら8時間やるより絶対に効率が良い。というわけで、気をつけて欲しいですね……。

    自分の主催しているディスコードサーバーで作業通話をやっていることも多い。

    最近、パソコン作業の合間に小説を書いたりHPをいじったりしていて、遊びと仕事の境目が曖昧になっている。いいのかわるいのかは不明。リフレッシュになっていい影響が出るかもしれないし、ちゃんと集中した方がいいのかもしれないし、やりすぎなので他の方法で休憩した方がいいのかもしれない。

    19時以降は一応遊んで過ごすことになっていて、晩ご飯を食べながら映画を観てたらそのまま映画観つつ編み物。あるいは本を読む。あるいは手帳つける。パソコンデスクに戻ってHPをいじる。など。でもなんだかんだで「仕事っちゃ仕事」みたいなことをしていることも多い。

    ちょっと前まで、手帳で遊んでいる時間がすごく多くて、最大35冊くらい使っていた。以下は31冊の頃に撮った動画。

    今でも20冊くらい使いかけではあるのだが、一応リアルタイムでがしがし使っているメイン手帳は4冊である。現実的な数字に落ち着いた。

    手帳がやや一段落したかわりにnotionやHPにハマっている。人生の可処分時間には上限があるので、こっちに傾いている分そっちはできないということになる。

    アナログの手帳にはアナログの手帳のよさがあるというか、デジタルツールばかり使っていると書きすぎて散らかってしまうと感じるため、またぼちぼちアナログ手書き生活に戻りたいとは思っている。

    昼に予定がある日

    夜は開けてるので好きに遊んでいいのだが、昼に予定(TRPGセッションとか、病院とか)が入った日も、できれば朝の部か夕の部は確保して2時間くらいは働くように気をつけている。やらないと気持ちが焦るので。焦らないというか、やることがそんなにないときは、今週はたくさん休んじゃうぞ~と思って、休みにする。

    まあでも、予定はそんなに多くない。

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    個人サイトの思い出

    久しぶりに個人サイトを作った……というか、正確にいうと作ってあった個人サイトに手を入れている……ので、思い出話でもしようかと思う。


    個人サイトを開設したのは2002年2月のことだ。詳細は省くが二次創作の小説を展示していた。わたしは17歳、姉と共同で買ったパソコンを一緒に使い、姉と共同のHPだった。姉ととても仲が良かったのである。今でも悪いわけではないが。

    以前もここに書いたが大変うらぶれた生活を送っていたので、HPを持つという形で自分の場所ができて嬉しかった。情熱が有り余っており、毎日更新をし、サーチエンジンに登録されたHPに全部目を通していた。スマホはおろか携帯電話も持っていなかったのになんでそんなことができたのか不明である。

    姉と一緒に使っているので自分がパソコンを使える時間がとても限られており、その時間内で人のHPを見に行き、HTMLで何ができるのか学習し、小説を更新するのだから忙しい。小説は紙に書いて、高速で打ち直してUPしていた。

    よく、インターネット黎明期(まあ黎明期だと思う)のインターネットあるあるでみんな盛り上がっているが、わたしはインターネットあるあるのことはほぼ何も知らない。サイトの更新、自ジャンルの全てのHPをざっくりでも読む、好きなHPはしっかり読む、自ジャンルとかではないがジャンルに関わる感想を書いている感想系HPをググりまくって探し出す、HTMLの使い方のサイトを読みふける、あとはたまーに夜遅くまでチャットで遊ぶ、これで手一杯だった。フラッシュも、2ちゃんねるも、全然見たことがなかった。そんな暇はなかった。

    「サイト運営」にものすごくはまっていた。運営が大好きだったしあそこで学んだことは多いと思う。あとから思えば、そういうことを仕事にしていても向いていたのかもしれない。


    日記を書くのが大好きだった。HTMLでその月の日記ページを作ってもいたし、サービスも使っていた。なのでブログが出てきたときはあらゆるブログサービスに登録しまくった。削除していないと思うのでいまでもどこかにある可能性がある。


    詳細は省くが色々あって、実家のインターネット回線は、その後何年間か、なかった。そのあたりからわたしは暗黒に飲み込まれてメンタルがだめになり、記憶があまりないのだが、HPはあちこち移動しつつぼちぼちやっていた。

    特に身を入れてやっていたのは携帯サイトで、ついに手に入れた携帯電話(ガラケー)でがしがし更新しまくっていた。とにかく使える時間全部で小説を書きまくっていて、朝と昼と夜、通勤中と昼休みを全部使って更新していた時期もあった。この頃、Twitterを知った。


    2010年にpixivに小説投稿ができるようになってHPは更新しなくなり、いつのまにかTwitterばかり書き込むようになっていて、ブログは日記ではなく特別な記事を書く場所になった。

    ワードプレスを使い始めたのは2015年である。というかブログにそう書いてあった。このへんの記憶も全然なく、何故ワードプレスの導入に至ったのか覚えていない。が、一応使い方はわかるので、今書いているこれもワードプレスに書いている。

    サイトのトップ(https://bkyd.kill.jp/)はいちおう、HTMLで書いてFTPでアップロードしているのだが、もうこれを続けられるとは思えないので、今後ともワードプレスに世話になるだろう。


    昔から、書いているものが多すぎて、管理がだるい人生だった。昔やっていたHPでは、時系列順表示と登場キャラクター準拠表示でページを分けたりしていた。

    新裏庭がゴチャゴチャになってしまわないように気をつけたい。

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    頭の中の人たち

    中学生の頃、自分の作ったキャラクターとばかり会話をしていた。自分自身では思いつかないはずの言葉が、人たちの言葉として、次々頭の中をめぐっていくのが不思議だった。

    環境は最悪で、父親が死んだことで家中が沈みきっていたし、学校ではいじめられていて、そもそも学級崩壊が起こっており、塾のために通っていた遠い町もシャッターばかりで澱んでいた。変なおじさんがたむろして性的な声かけをしてくるような町だった。お金がないので、山を、川辺を、シャッター街を、ひたすら歩き回り、頭の中の人たちと話をし続けていた。

    リアルな人間から得られる救いはなく、漫画も小説もきれいな他人事であまりおもしろくなかった。頭の中の人たちだけがわたしを支えていた。

    自分にとって一番大切なのは「頭の中の人たち」と過ごすことで、そのためには小説を書くしかないのだと思っていた。だから小説家になるのが夢だった。


    頭の中の人たちとの蜜月は、高校受験が終わったら、フッと消滅した。

    もっと遠い町まで、一時間かけて自転車で通い始めた。環境が変わっただけではなく多分自転車も好影響を与え、頭の中はすっきりして、たくさん本が読めるようになり、学年で一番図書館を利用している生徒になった。アニメを観て二次創作をするようになり、インターネットを繋いで知り合いがたくさんできた。頭の中の人たちはもう帰ってこないかもしれないと思った。

    最悪の環境から自衛するために、ずっと頭の中に住んでいた。頭の外が安全になったので、頭の外で暮らせるようになった。

    どうやって生きていくのが正解なのかはわからなくなったが自由になった。


    最近、頭の中に人々がいる。

    中学生の頃の彼らであることもあるし、以降何年もの間一緒にいた誰かに似ていることもある。別に歩いている間急に話しかけてくることはない。行儀良くわたしの頭のどこかに席を持って、呼びかけたら出てきて話をしてくれる。

    30歳くらいのとき、暇だったので投稿用の小説を書いてみて、全然うまくいかなかった。読んでくれた一人が「小説の内容はよくわからないが雰囲気がクトゥルフ神話TRPGに似ている」と言った。それがきっかけでTRPGをはじめて、ゲーム用のキャラクターをたくさん作った。

    いつのまにか、ゲーム用のキャラクターと会話をするようになった。

    そしていつのまにか、ゲーム用ではないキャラクターも、頭の中にいた。

    気がついたら彼らは頭の中に席を持っていた。わたしは彼らと話ができるようになっていた。愛着を抱き、彼らの人生の全部を自由に引き出せるようになっていた。彼らは、とても自然に、帰ってきていた。


    人生って急に「あのときの自分」と繋がることがあり、それは時間を無視して接続するというのではなくて、でも時間軸は関係ないという感じもする。「時間」というのは、「人生で起こった要素」が次々放り込まれる鍋で、年月を経るごとにどんどん濃くなっていくけど、どこかの時点と同じ味になることもある。という感じ。


    中学一年生のわたしが住んでいた石壁の町の曇天に、わたしはいる。

    いつでも帰れる。

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