電子レンジで暖める食べ物の筆頭は「冷凍ごはん」だと思っている。冷凍ではないにしてもごはんを温めることは多い。ごはんを食べるには両手が必要で、もっと言うとおかずを並べて食べている。何かしながら食べることはできない。だから電子レンジを使うときは生活にピリオドが入る感じがする。
なぜそう思ったかというと、オーブントースターではピリオドが入らない感じがするのだ。
原稿が限界だろうなと思ったので、お餅やパンを買ってあった。お餅やパンは、オーブントースターにそのままいれて、焼けたら最低限の味付けをして、すぐデスクに連れてきて、そのまま囓っている。作業とお餅と作業が繋がった状態で、なんとなく食事を摂っている。
どっちがいいとかではなく、緩急として意識して取り入れるといいのかもしれないな。
それはそうと限界作業期間は抜けたので、そろそろダイニングテーブルで食事を摂りたい。おかずも食べたい。
子供の頃レシピ本を読むのが好きだった。レシピ本に出てくるもののなかで不思議だったのが「冷やごはん」だ。チャーハンとかお茶漬けとかの話題で、冷やごはんを使うとパラパラになってよい、と書かれていることがあった。不思議に思ったということは、我が家には冷やご飯が、多分、なかったのだと思う。こまめに冷凍していたのかもしれないし、6人家族なので食い尽くされていたのかもしれない。
子供の頃、なんだか妙に美味しそうで憧れだった「冷やごはんのチャーハン」を、今ではしょっちゅう作るようになった。今の暮らしでは、冷凍を忘れていたときに発生するので。
近代食文化研究会『新しいカレーの歴史 下』に、電子レンジがなかった頃(もっというと、冷蔵庫がなかった頃)の冷やごはんの話題が載っていて、思いだした。近代食文化研究会さんの本は、そういう、本題と少し逸れたディテールの記載もよい。今いちばんちゃんと追っている作家。
曜日感覚が狂ってしまい、火曜日のような気がして過ごした。わたしは木曜から月曜まで労働して火曜と水曜を休むというサイクルで生活している、というか、そういう生活をしたいと思っている。実際は大抵休みなく働いているが……。
火曜日のような気がしていたので、漫然と編み物をして一日過ごし、夕方になってようやく、本当は月曜だったということを理解した。慌てて少し働いた。別に慌てる必要はなく、引き続きぼんやりしていてもよかったのだが。
でも月初だから、やっておきたいことが山積みである、と、触って改めて気づいた。じゃあ、火曜日も少し働くか~。結局こうなるのだ。
サカナクションを急に聴いている。もともと好きだがまとまった量を聴くのははじめてかもしれない。
明るくもなく、暗くもなく、難しくもなく、聞き飽きることもなく、今とても丁度良く聴けている。
新しく編み始めたショールは、薄手でバカでかく仕上がる予定なのだが、薄手なのとデザインの兼ね合いで、小さいうちからもうちゃんとショールに見える。ミニチュア用のショール。
おもしろくて、いろんなものにかけて遊ぶ。文庫本にかけたりするだけで急に「人格」が立ち現れる気がするから不思議だ。
でも1段2.5mmくらいの世界から70cmくらいを目指すので、道のりは遠い。まあバカでかくて道のりが遠いプロジェクトを抱えたかったからそれでいい。大きいプロジェクトが好きだ。守られている感じがする。

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