41歳

誕生日を迎え、41歳になった。

わたしは結婚せず恋愛せず就職せず同居人なく、もっと言うとさほどの成功もなく出世もなく上京もせず、比較的やりたいことのみをやって暮らしており、人生のいわゆるモデルケースでない40代になったので、そういう人生のモデルがあって助かると言われることがある。ということで、積極的に年齢の話をするようにしている。

一人で40代をやっても別にいい。ある程度はハードモードかもしれないが、でも、結婚も恋愛も就職も育児も同居もやっている人には人のハードさがあると思う。


誕生日なので、行ったことのないところでも行ってリフレッシュするかーと思った。

kuru vol.7ヤマヤマミタni kuru ふゆ(リンク先Instagram)というイベントに行くことにする。ご飯やワークショップやお買い物が楽しめる、小さいフェスみたいな感じらしい。最近通うようになったカフェでチラシを見かけ、「おでん」が目について、外でおでんを食べるのは楽しかろうと思った。

昼過ぎ、出かける段になって気づいたのだが……もしかしてこういうイベントは、現金があったほうがいいのではないだろうか。

土曜日だが近所の郵便局は昼まで空いている。

急いで突撃したが、目の前で閉まった。

引っ込みがつかなくなり、少し遠くの大きい郵便局まで歩く。15分くらい。普通に「これ自体がお出かけ」になってしまった。この日、朝ごはんを食べそびれていて、会場で食べようとそのまま食べずにいたのだが、15分歩く途中で急に限界が来て、コンビニで梅おにぎりを買って食べた。

お金は首尾良く下ろせたが、どうも今日は腰の調子が悪いなと思い、もうこれ以上歩かずにバスを乗り継いで会場へ。最近腰が不調だ。何か対策をした方がいいだろうな……と思っているだけなのだが。

イベントはとても良かった。各々の顔がよく見える、いい空間だった。野外で食べるごはんは美味しい。お皿も買った。

細かいものを日々売って暮らしている。自信がなくなることもあるが、同じように(まあ大枠では同じように)細かいものを売っているひとたちを見ることで得られる元気があるなと思った。細かいものを売るというのは日常に密接なことだし、そのぶん人が喜ぶ顔や嬉しい言葉と近接だよなとも思った。


梅おにぎりって子供の頃は嫌いだったが、同人誌即売会に出るようになって、コンビニで買えるバテ防止を色々模索した結果、食べるようになった。

習い事のときに持たされた梅おにぎり、友達から分けてもらって梅干しの味が違うことに衝撃を受けた梅おにぎり、イベント会場でぺちゃんこにしてしまってしみじみ食べた梅おにぎり、そして今日のようなせわしないときに急いで食べた梅おにぎりと、思い出が色々ある。

いいこともそうでもないことも色々あった一日だったが、良い思い出になるだろう。これが41歳の誕生日。


わたしの誕生日にはTRPGのセッションを是非やってほしいとねだり散らかし、実現し続けている。いつからやってるんだったかな……。嬉しいことだ。夜遅くまで喋って、たのしく寝る。

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