遠い時代の人たち

鬱っぽい。やるべきことをやろうとすると目眩がする。なんで鬱っぽいのか、理由はおおむねわかっているのだが、打開策は思いつかない。

しかしやるべきこと以外のことをやるぶんには別にたいした問題もないため、焼き魚定食を作った。かます(魚)を焼き、大根とにんじんと玉ねぎの味噌汁を作り、玄米を炊いた。

掃除をして、紅茶を飲み、ハンモックで寝た。

やるべきことが進んでいなくて焦っている以外はまあまあ優雅に暮らしているのだが、いかんせん捗らなくて焦っているので、あまり優雅ではない。


まあできるだろという甘い見込みで、トップダウンの丸ヨークセーターを、ろくに編み図も見ずに適当に編んでいる。何のことだか分からない人が多いと思いますが、ややこしいことを雑にやっているということだけ把握してください。

今年の1月、日本ヴォーグ社から『継承されるデザイン 世界の伝統ニット』という本が出て、完全にノリで買った。特に何かに使うとかではなく、欲しいから買った。3000円の本なのだが、3000円くらいの本ってむしろノリで買うしかないので趣味性が高くて3000円の本ばかり買ってしまうふしがある。まあ今時、本ってそもそも高いが。

ほとんど事典みたいな本なので3000円は内容に対しては別に高くはない。いい写真がたくさん載っているし説明も面白くて読んでいて楽しい。

そして、買ったあとで編み物のシナリオを書くことになったので、普通に役に立った。資料にするためちゃんと読み込んだので、思ったより編めそうだな……とも思った。そりゃまあ世界に編んでいる人が実際にいるものなんだから編めば編めるのだが。

そして今回、アイルランドロピセーターの参考編み図を参考に、無理矢理トップダウンにして編んでいるので、普通に使っているのだった。

普通にこれを、このまま、いじらず編めば良かったな……。胸囲が足りない気がするのでちょっとサイズを変えないと着られないけど。ちょうどいい糸が手元にたくさんあり、今のが編み上がってももう一枚いけそうだ。配色は一緒だけど、もう一枚セーターを、今度は編み図通りに編むか~。


編み物に限らず、トラディショナルなことに興味があるけど、そのまま再現すること自体にはあまり興味がなく、技法、ルール、その世界での常識、をインストールして全然違うこととして使わせてもらう、みたいなことが好きなんだと思う。

それはそうと、伝統を体にインストールするために、いわゆる「伝統柄」というものを身につけたい、とも思う。編み物はとくに、編んでみることによって編み手の意図が急に分かることがあって面白い。そういう言語、説明のない圧縮された言語だと思う。デザイン上はこうでなくてもいいけどこのほうが覚えやすい、とか、編んでいて飽きない、とか、そういう情報が、パターンの中に入っている。読み解いて、理解して、解釈して、自分にとって編みやすいものを作り直すのは、遠い時代遠い世界の人たちとの対話で、時間軸がなくなる感覚がある。

伝統手工芸の世界には、それを繋いできた人、ひとりひとりの工夫や努力や発想が入っていて、それが面白いなと思う。


うまく楽しんだり会話をしたりするのが難しく、ぼんやりしているので、休んだ方がいいんだろうな。年末だし……。

メンタルは落ち込んでいるが、極力楽しく過ごそう。

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そんなことやってる場合じゃ全然ない

ガストの夢を見ていた。ファミレスの。暖かくて、チーズインハンバーグの匂いがした。

旧居の近く、家を出て角を曲がって道を渡ったらすぐ、3分もかからないくらいのところにガストがあって、旧居に済んでいたときはそれはもうひんぱんに行っていた。家だったと言ってもいい。朝起きてダイニングルームに移動して朝ごはんを食べたり、疲れてリビングルームに移動しておやつを食べたりするくらいの感覚で、9年間通い詰めていた。

ガストがあるから部屋が狭くてもいいとすら思っていた。9年間、ガストに住んでいたようなものだ。

今の家の近くにはガストはないし、そもそもファミレスがない。今の家はそもそも広いのでガストを家にする必要もないのだが、故郷を恋しく思うように、寂しい。別にガストくらい、いつだって行けばいいのだが。


暑がりだし、ぼんやりするのが好きではない。アイスコーヒーが好きだ。今は病気柄食べられないのだがアイスクリームも好き。あと、つま先が覆われているのが苦手。つまり、寒いのが好きだ。

適度に寒いというのは、頭が冴えて嬉しいものだと思っている。

それはそうと引き続きおなかを壊している。昨日から気温がガクッと下がったら体調を崩した。昨日はさすがに靴下を履きホットコーヒーを飲んだのだが、一日で「温める」のに飽きた。裸足で歩き、アイスコーヒーを飲んだ。

結果、おなかを更に壊し、何もかも嫌になる。愚かだ。

10年前実家を出たとき、親が束でくれたカイロがあったのを思いだして腹に貼る。使用期限はとうに切れているが、こういうことでもないと貼らないので、自己責任で使ってみた。1時間くらいで死ぬ儚いカイロになっていたが使えるには使えた。

10年間カイロなんて要らなかったのに、と謎の悔しさを覚えるが、10年分加齢しているというだけだと思えば、まあ、そうだ。

ウールの服を編んで着てもいいかなと思うくらいになったわけだし。ウールの服なんて、暑くて全然着たくなかった、若い頃は。


そんなことやってる場合じゃ全然ないのに、セーターの編み込み模様を描いていた。編み込み模様はGoogleスプレットシートで作っている。Googleスプレットシートの方眼用紙利用。でも便利だ。そっちのほうがGoogleスプレットシートの本質ではあるが、文字も、書き込めるし……。

「魚類の進化」セーターが前から編みたかった。

前述の通り暑がりなのでセーターなんてあんまり着ない人生だった。編み込みセーターなんて着ない気がするが、編み込みってかわいくて大好きだ。子供の頃から好きで、編み込みの図案を作っては、別に何をつくるでもなくスワッチだけ編んでいた。らくがき感覚で。

そして前述の通り、若い頃の感覚で薄着をしすぎである。セーターくらい着た方がいいんじゃないか。気に入るセーターを編んで着るのはいいだろう。

はじめての技法を試しつつやっているのでうまくいくのか分からない。一生懸命計算しつつどうにか進めている。セーターって数学だ。

まあ何かにはなるだろう。


シナリオが3000字くらい書けた。そこで手が止まったことに焦り、焦ったまま一日が過ぎる。

あとから思えば焦る必要はなかった。3000字進んでいるのだし、今後の展望も見えていて、そもそも体調が悪かったのだから、いったん腰を据えて休むべきだった。

夜までくよくよ焦っていたので、まずいと思い、作業通話に上がる。

作業通話をすると、ヘッドセットをかぶる。ヘッドセットは優先で繋いでいるので、作業通話中デスクから離れられない。と、いうことにしている。犬のように繋がれて、おとなしくパソコンを叩き、進捗を出した。

寝る前にみんなでバーミヤンのメニューを眺めて遊んだ。バーミヤンは25年くらい前、なぜか家族でハマって通い詰めていたことのある店だが、以後行っていないな。

すかいらーくグループに始まり終わる一日。

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「よほど」の日

急に寒い。最高気温が5度。13度とかから急に下がった。急に下がったせいだと思うのだが猛烈におなかをこわす。広島は案外寒いのだが、案外寒いわりに防寒が貧弱な建築が多い都市である。寒い日はとことん寒く、温まらない。

暑がりで、寒いのはわりと平気な方だ。15度もあれば夏物のワンピースの上に上着をひっかけただけで生活しているし、よほど寒くなければ年中裸足で暮らしている。その「よほど」の日だった。

分厚い靴下を出してきて意気揚々と履く。分厚い靴下、あんまり履かないが、ものとしては好きなのでいくつも持っている。あんまり履かないのに。


寒いからなのかやる気が全然出ない。仕事納めの友達と通話を繋ぎ、粛々と働く。わたしには仕事納めは、自分で作らないとない。つまり、自分で作っていない以上、仕事納めとかはないが、人が仕事を納めようとしていると自分も頑張ろうという気に、多少なる。

寒い、眠い、やる気が出ない、と言い合いつつ頑張る。一生懸命雑談をして、眠気を払いつつ。


11月はセールで忙殺されていて、12月は19日くらいまで休暇ということにしていた。結果、1ヶ月半くらい触っていない仕事がたくさんあり、まあまあ忙しい。まあまあ忙しいので、猛烈に掃除がしたい。逃避だ。

掃除をしたい気持ちが高まり、ミニマリストの冬物10着きまわしとか、そういう動画をたくさん観る。わたしはそもそも服を持っていないので、クローゼットの状況としては「頑張って減らした人」とそう変わらないが、気持ちが上がって夏物をたくさん捨てる。ワンピースを数着残して、夏物をほとんど片づけた。冬物も多少捨てたい。

というのも、今年の夏はワンピースしか着なかった。家にいるときも、外に出かけるときも、Tシャツすら暑くて、すとんとしたデザインの、腰回りにほぼ何もないようなワンピースしか着る気になれなかった。暑すぎて、ズボンを履くとかベルトを締めるとか、そういうのが一切したくなかったのだ。次の夏もきっとそうだろう。Tシャツはそもそも数年で入れ替えるべきものだし、いったん全部捨ててみよう。

そして反動で、寒くなったら、襟付きシャツ、セーターやベスト、厚手だったりニットだったりするスカート、しか着たくなくなった。ワンピースを着ている期間が長すぎて、冬にはもう着たくないのである。手編みのセーターを編み始めたこともあるし。

こういうのを……「制服」と言うかもしれないな。きまわしが完成しているのではないか。それはそれでいいのでは。必要なものしか買わなくていいのは楽ちんだし。

着古してくたくたのTシャツは、本当はぞうきんにしたら便利だと知っているが、そういう、既製品ではないぞうきんが置かれていても散らかって見えないのは、散らかしていない人の家だけだ。捨てます。


編みはじめたセーターの作り目が気に入らず、全部ほどいてやりなおした。かなむら名物「作り目が気に入らなくて全部ほどいてやりなおす」。

撚りの甘い糸なので解いている最中によく千切れたが、扱い方に慣れたので千切れても気にせず粛々とやる。

ショートテイルタイプのキャストオン(ジャンル外の人にはなんのこっちゃわからないと思いますが聞き流してください)じゃないとうまくいかないだろうと思い、動画を探してきてやってみる。あってんのかな……と思うものの、かかってるからいいということにする。

「動画を探してきて観ながらやる」も、最近ようやく導入した文明である。わたしは本を読んでつくるのすら下手だった。5歳くらいの頃祖母から基本を教わって以降、適当に、自由にやっていたので、長くやっている割に知らないことやわからないことが多い。初心者みたいな気持ちで、改めて情報収集している。

文明の利器といえば、ニッティングカウンターも最近買った。針にかけておいて、一段編んだらカチカチするやつ。これは……便利だ! 今まで全部紙に正の字をつけていた。どうせ「何段目で何をやった」とかメモするのでメモ帳は要るのだが、正の字を書かなくて済むようになったので、あとからメモ帳を読解するのが楽になった。

すばらしい。

すばらしいっていうか、わたしが原始時代のニッターだった。


冬に、もうシンプルなシャツとスカートしか買わなくていいし、着ない。と思い始めたのは、自分でウェアを編み始めたからでも、無論、ある。

今年編んだものもまとめたいな~。

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今年買った・もらった本と、読み終わった本

絶対漏れがある気がするが、いったん記録しておきます。

もらった

  • 『翻訳できない世界のことば』
  • 岡本愛以『365日 手帳・ノートのあしらいアイデアBOOK』
  • 三國万里子『アラン、ロンドン、フェアアイル 編み物修学旅行』
  • 梅本美紀子『amuhibi KNIT BOOK』
  • 森瀬繚『クトゥルー神話解体新書』
  • J・L・ボルヘス編纂『ダンセイニ郷 ヤン川の舟唄』
  • 宮沢賢治/清川あさみ『銀河鉄道の夜』

買った

シリーズの漫画とか重複購入しているものも含めると買ったのは100冊くらいになっている。たいして買ってないような気がする年ですらこれだ。別に世界のすべてを手に入れているわけではないのだが、毎年100冊くらいずつ増えて行くと思うと途方もない気がするが……。

紙の本

  • 此元和津也/肋家竹一『ルートオブオッドタクシー』全6巻
  • スウェン・ヘディン『ゴビ砂漠探検記』
  • 篠田知和基『世界魚類神話』
  • 『神々と精霊の国 西シベリアの民族と芸能』
  • 西尾哲夫『アラビアンナイト』
  • 池谷和信『ビーズでたどるホモ・サピエンス史』
  • 『海とヒトの関係学①日本人が魚を食べ続けるために』
  • 季刊民俗学185 特集「ビーズ大国アフリカ」
  • 『狂気の山脈にて 新訳クトゥルー神話コレクション 6』
  • 『ラヴクラフト恐怖の宇宙史』
  • 『増補改訂版 セーターの編み方ハンドブック』
  • 柴崎友香『 遠くまで歩く』
  • 小山田 浩子『工場』
  • ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』
  • ハン・ガン『ギリシャ語の時間』
  • はしゃ『甘くて辛くて酸っぱい』
  • 『万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
  • 野村育世『蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか』
  • 『継承されるデザイン 世界の伝統ニット』
  • 風工房『風工房のフェアアイル・ニッティング』
  • 『収納上手のインテリア 押入れ』
  • 森瀬繚『ラヴクラフト語辞典: H·P·ラヴクラフトにまつわる言葉をイラストと豆知識で禍々しく読み解く』
  • 『短歌タイムカプセル』
  • 野村日魚子『百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た』
  • 一田憲子『もやもやしたら、習慣かえてみたら?: 37人が大切にしているルーティン』
  • サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』
  • 『サンディ・ピーターセンの暗黒神話体系 クトゥルフの呼び声TRPG』
  • 『食屍鬼島 クトゥルフの呼び声TRPG キャンペーン・シナリオ』
  • 『横川で映画を観るということ』
  • 池内紀『散歩本を散歩する』
  • デボラ・ブラム『幽霊を捕まえようとした化学者たち』
  • 『鈴木成一デザイン室』
  • 井辻朱美監修『お姫さま大全』
  • ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題』
  • 『作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう!』
  • 古代エジプト展の図録
  • Open A+公共R不動産 編『PARKnize パークナイズ 公園化する都市』
  • ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』
  • 『いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎』
  • 『めぐって・編んで楽しむときめくニッチ本BOOK』
  • 『棒針で編む 冬のつけ襟』
  • 『手編みのニット帽大全集 アラン模様 編み込み模様』

電子書籍

  • 此元和津也/肋家竹一『ルートオブオッドタクシー』全6巻(紙で買って電書で買って単話も買った。オタクなので……)
  • 涌井学/此元和津也『オッドタクシー』
  • 牧野修『楽園の知恵』
  • 牧野修『ファントム・ケーブル』
  • バーネット『秘密の花園』
  • メンタルドクターSIDOW『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』
  • trois M『trois Mの羊毛フェルト基礎BOOK』
  • 佐々木伸子『羊毛フェルト基礎テクニックBOOK』
  • 上山道郎『悪役令嬢転生おじさん』
  • 午後『元・片づけられない漫画家の 心地よい暮らし製作所』
  • 『狂気の山脈にて 新訳クトゥルー神話コレクション 6』(電書でも紙でも買ってる。オタクなので……)
  • 『7日でわかる! はじめようハングル』
  • スケラッコ『しょうゆさしの食いしん本おかわり』
  • ハン・ガン『すべての、白いものたちの』
  • ともつか治臣『令和のダラさん』
  • 川原繁人『「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか』
  • オカヤイヅミ『雨がしないこと』
  • 吉田誠二『TIPS! 絵が描きたくなるヒント集』
  • 『背景の描き方大事典』
  • 石川理夫『温泉の日本史』
  • 『風土記 現代語訳付き 上下合本版』
  • 『今敏アニメ全仕事』

通読した本・再読込み

「もらった」「買った」とは重複もありますが、軽く振り返りつつ記載しておきます。

フィクション

  • 小説・戯曲
    • バーネット『秘密の花園』
    • ボルヘス『ボルヘス怪奇譚集』
    • 柴崎友香『 遠くまで歩く』
    • ハン・ガン『ギリシャ語の時間』
    • テッド・チャン『あなたの人生の物語』
    • アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
    • サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』
    • コナン・ドイル『 シャーロック・ホームズの冒険』『 パスカヴィル家の犬』
    • 小川洋子『琥珀のまたたき』
  • 漫画
    • 此元和津也/肋家竹一『ルートオブオッドタクシー』
    • スケラッコ『バー・オクトパス』

小説や漫画を買うだけ買ってはろくすっぽ読めなくなって随分経つが、ラテンアメリカ文学か、SF、が読みたくて、あれこれ読みかけては、置き……を繰り返しているなか、今年はまあまあ読めて良かった。

でも一番良かったのは『ギリシャ語の時間』だったな……。

ノンフィクション・エッセイ

  • 井田千秋『家が好きな人』『ごはんが楽しみ』
  • スケラッコ『しょうゆさしの食いしん本』既刊・新刊
  • シベリカ子『おいしいロシア』
  • 午後『元・片づけられない漫画家の 心地よい暮らし研究所』
  • オカヤイヅミさんのコミックエッセイ全部
  • 古賀及子『後れ毛で風を切れ』
  • 『翻訳できない世界のことば』

いつも追ってる作家、および、何度も読んだ本の再読。特に新しい出会いとかはないというか、特に新しいものを探しに行かなかったな。エッセイって好きなのでもっと探して買ってもいい。

手芸

  • trois M『trois Mの羊毛フェルト基礎BOOK』
  • 佐々木伸子『羊毛フェルト基礎テクニックBOOK』
  • 須佐沙知子 『羊毛フェルトで作る絵本のマスコット』

今年はニードルフェルティング(羊毛フェルト)を始めた。trois Mの~はわかりやすくてよかった。おすすめ。

編み物の本はあるだけ引っ張り出してあるだけ読み返したので、全部挙げたらきりがないため割愛。15年とか10年とか前に買った本がぼろぼろ出てきて、こんなの編めないけど素敵と思っていたものが編める……編めるぞ……になっており、嬉しかった。

学術書

  • 小松和彦『神隠しと日本人』
  • 越智敏之『増補 魚で始まる世界史』
  • 野村育世『蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか』

読み終わったのこれだけか! 意外。でもチラチラ読んで全部は読んでないことが多かったかも。引き続き、文化、歴史、民俗学や風俗、民芸、などに関心がある。いや、関心があるというか、読み通せる程度に知識力があるジャンルがこのへん、ということかも。読み終わってない本がなにしろいっぱいあるので……。別に通して全部読まなきゃダメとかではないっちゃそうだが。

あと、深きもの(クトゥルフ神話に登場する、半人半魚のクリーチャー)が好きなので、何のシナリオに生かすとかでも特にないんだけど魚関係の本を買っては読んでいる。

実用書

  • インテリア関係
    • しかまのりこ『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』
    • 『収納上手のインテリア 押し入れ』
  • 小説技法
    • 冲方丁『冲方式ストーリー創作塾』
    • 新城カズマ『ライトノベル「超」入門』
  • マーケティング・経済関係
    • 『サクッと分かるビジネス教養 マーケティング』
    • 『大学4年間のマーケティング見るだけノート』
    • 『サクッとわかるビジネス教養 経済学』
  • デザイン関係
    • 『なるほどデザイン』
    • 『デザインのドリル』
    • 『やってはいけないデザイン』
    • 『デザインのネタ帳』
  • レシピ本乱読
    • 『ゆる自炊BOOK』
    • 『激せまキッチンで楽ウマごはん』など。prime readingでいろいろ読んだ。
  • その他
    • 吉沢秀雄『「気持ちいい」から考えるゲームアイデア講座』
    • 読書猿『問題解決大全』
    • 池田千恵『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』
    • メンタルドクターSIDOW『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』
    • 岡本愛以『365日 手帳・ノートのあしらいアイデアBOOK』

今年は小説技法と経済学関係をがんばった。

Audible

  • 村上春樹『カンガルー日和』
  • 村上春樹『パン屋再襲撃
  • 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』
  • 沢木耕太郎『深夜特急1』
  • ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』
  • 江國香織『とるにたらないものもの』

Audibleを始めた。耳で急に新しい本を取り入れられる気がせず、もう読んだことがある本をいったん聴いているうちに半年くらい使っていた。そろそろなれただろうし、新しい本を聴いてもいい気もするが。

まとめ

あんまり「腰を据えてしっかり本を読んだ」という気がしない年だったが、振り返ると案外読んでいる。とくに、近年「さすがにいくらなんでも、生きてる作家の本を読んでなさすぎる」という危機感を抱いていたので、そういう意味で存命作家の小説がぼちぼち読めて良かった。今年は小説がけっこう書けたんだけど、生きている作家の本が読めたのは相互に関係があるのかも。小説を書いたから読めたし、読めたから小説が書けたし、というか。小説を書いていたので、家に眠っている古い小説技法書を引っ張り出したりもした。もっと新しいものも読みたい。

文化風俗に薄く広く関心がある。権力とあまり関係がない情報ならそれにこしたことない、とも思っている。それで食生活のことを調べたりしていたのだが、装飾品とか余暇とか(温泉とか睡眠とか)、「民衆にとって豊かな生活を支えたもの」について調べるのもいいだろうな。

とにかく編み物に関心があっていろんな技法を読みあさってはやってみているけど、他の手芸もしたいな。手芸もまた「民衆生活の記録を読み解く」だから、作りたいというか、学んで体得したい、という感じがする。

経済学とマーケティングのことが、わかったり、わからなくなったりを繰り返しているが、今年は大分理解が及んでよかった。自分は「協力、互助、成長」などをベースにすればある程度わかるので、困ったらそこに立ち返ればある程度理解ができる、と思った。あと、歴史や文化を踏まえればある程度分かるところもあるので、そういう切り口で関心を持つのもいいだろう。

本を読むところまでは行っていないのだがいまぼんやり数学に関心があるので、2026年は何らかの形で何か勉強したい。まあ編み物ってある程度数学だし……。

総合的に「生活」に興味ある、かもしれない。「生活」について考えつつ、2026年やっていこう。

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視界をすっきりさせると、頭もすっきりする

頭がすっきりしない。

そういうときにやるべきことは何か。掃除だ。

視界をすっきりさせると、頭もすっきりする。わたしは視覚優位ではないつもりだが、それでもそうなのである。まあ単純に、視界がすっきりしないほどものが置かれていると自由が制限されるのは、そうだ。

あと、わたしは年中裸足だが(スリッパも持っているのだが結局あまり履かなくなってしまった)、フローリングのつや出しをしてつま先の感覚を心地よくすることも、頭すっきりに繋がると思う。

というわけで、デスクとダイニングテーブルをひとまずリセットし、床に関しては全部は大変なので通り道だけでも「フローリングマジックリン」をかけた。目もつま先も喜んでいる。よかった。

とはいえ全体的に、ぼんやり少し掃除した、という感じで、細かいところには全然触れていない。わたしはどんなに頑張っても最長毎日2時間くらいしか掃除しないというか、疲れてしまってそれ以上できないので、毎日2時間なら逆に気負わずやり続けてもいいよなとも思う。

毎日10分20分、ルーティーンで掃除する人生にも憧れる。掃除と運動はなかなか習慣にならないが、どうにかならないものか。習慣化、得意なことと、全然得意にならないことがある。


なんでデスクがめちゃくちゃだったかというと、まず第一に、たくさん編み物をしていたせいである。あちこちに、編み物の本と道具と毛糸が散らかっていた。いろんなところで作業するので、棒針が一本とか、残り糸が少しとか、そんな感じになっていた。

編みかけは全部袋に詰めて、持ち歩いても散らからないようにした。散らからないという観点で言うと輪針で揃えた方がいいな~、とは思う。棒針って見た目がすごくかわいいが。

第二に、最近本を随分買ったので見えるところに置いておきたかった。第三にシナリオを書いているせいで、第四に、お土産を買って帰ったせいだ。

とにかく本を、いったん読書室に全部片づけた。今年買った本のリストを作ったのであとでコメントをつけて公開したい。

買ったお土産の感想も書きたいし、今年のベストバイだって書きたい。ベストバイと言えば、数年前のベストバイがオールタイムベストに変わった様子なども書きたいと思っている。

年末に書きたい記事が多すぎる。別に年末のうちに書かなくてもいいのだが。


セーターを編むのにハマりつつある。自分の体型が規格サイズだったら、こんなにおもしろくはなかったかもしれない、と思う。ひーひーいいながら計算し、ひーひーいいながら合わせていくという、大変さも含めて楽しがっている、と思う。

しかし早く、計算を合わせる方法が載っている本を買った方がいい。ほぼ数学で難しいとレビューにあるが、今数学にもハマりつつあるので、ちょうどいいのではないだろうか、どんな数学の本を買うより、身近で。


いつも通話でご一緒する方とTRPGセッションの予定があった。クリスマスに、ワンナイトセックスがテーマのシナリオを回すのは、かなりいい。いろんな人に褒められた、なぜか。わかるけど。

しかしお互い最近夜は眠いと分かっているので、「すいません、ちょっとでも早くなりませんか」と相談し、結局17時から18時半まで卓をやる。さっぱりしていてよかった。


12月4日から編んでいた青いカーディガンが、あと一歩のところで糸不足。

後身頃の肩下がり分数段と、前立てと襟の分がない。50g1玉あれば足りると思うけど、念のため2玉買い足すか……。糸があれば全然今月中に完成するところだったが、本当は編み物をしている場合ではないので、途切れて良かったかもしれない。

そんなに難しいところはないけど、細かいところで遊びがあって、きれいな形の、いいカーディガンだった。だいたい終わったので感想みたいなことを言うけど。途中旅行に行ったり別のものを編んだりしていたので、大体15日くらいだと思う。まあほとんどただのメリヤスだし。


編み物をしながらAudibleで江國香織『とるにたらないものもの』を聴いていたら、ゾーンに入ってしまい、全部聴き終わってしまった。1つ1つが短いエッセイなので、編み物の1段のペースに合っていて、テンポ良く編めてしまった。

いいかげんAudibleで、知らない本、読んだことない本を聴いてもいいのかもしれないが、まだ、知っている本を探し出しては聴いている。10年以上前に読んだ本とかなので、まあ、それもいい。

なんだかんだでまた8時間くらい編んでいた。やるべきことがあり、編み物をしている場合ではないのだが……。

まあ、掃除をしたからいいか。いいのかな、そんなことで。

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