ムッキーちゃんを久々にとりだして、甘夏を剥きまくっている。ムッキーちゃん、ご存じだろうか。柑橘、それも大きい柑橘、グレープフルーツとか、八朔とか、甘夏とか、ふさの薄皮を剥いて食べるタイプの、がっしりした柑橘を剥くための専用の道具である。すごく便利で楽しい道具なのでご家庭にひとつあったほうがいいです。
ムッキーちゃんを使うのは楽しい。ふさをばらすところだけ道具の力が借りられないので手間取るが、あとはさくさくやっていれば終わる。気持ちよすぎる。もはや剥くために柑橘を買うようになる。
調子に乗って、甘夏をまるまる2つ剥き終わり、全部ホットケーキに入れて焼いた。が、さすがに甘夏の量が多すぎ、一体感がなかった。甘夏とホットケーキを一緒に口に含んでいるだけだった。ホットケーキが主の位置じゃないと、果物入りホットケーキとして成立しないな。
ガラスの蓋付き容器が欲しい。剥いた甘夏なり八朔なりを放り込んでおくから。きらきらしてきれいだろうと思うし、3個でも5個でも、食べる量を度外視して剥きたいだけ、剥きたいときに剥けるし……。
新しいシナリオを書いている。新しいシナリオを書いている、って言うけど、いつも何かを書いているんだから、新しいシナリオを書いているか、書きかけのシナリオを進めているか、シナリオがそろそろ書き上がるか、常にどれかなのだが……。
Canvaでシナリオの要素分析をやり、方向性を固めた。最近はCanvaのホワイトボード機能にハマっていて、マインドマップとかチャートとかをがんがん作っていろいろ分析したりネタ出ししたりしている。楽しい。
最近読み終わった『アウトラインから書く小説再入門』にも、マインドマップで小説のネタ出しをする方法に軽く触れられていた。マインドマップって書き慣れるまでにかなりコツがいると思うが、そのぶん気軽にがんがんいろんなことで使って慣れるといいよなと思う。
マインドマップ、紙に書く方が無限にならなくていいという人が多い印象だが、どうせ画面内に納まる程度に作るのでその点はあまり関係ないような気もする。いずれにせよマインドマップのコツは巨大にしすぎないことだと思う。あんまり大きいと、あとから見返すとき迷路になってしまうので。
ここ2年くらい、Canva(オンラインの画像加工サービス)、Notion(メモアプリ)、ココフォリア(TRPGセッションツール)を使いまくっている。どれも、痒いところに手が届かないのを、無理矢理使うタイプのツールである。枠線をつけるために、2ミリ大きい画像を下に敷くとか、そういう痒さ。痒さに耐えられる人だけが使えるツールたち。
どのツールも有志が使い方を考案して色々工夫している。本来の使い方じゃないけどツールに負荷はかけない範囲の、驚くべき使い方が日々見つけ出されている。ひらめきとアイデアがすごくて感心する一方、このひとたちはもっと「痒くない」ツールではなく、ここ、で、ひらめくことを選んだのだな……自分の咲くべき場所を、ここ、と定めて……という、謎の畏敬が生まれる。
何かに似ていると思っていたが、百均やIKEAやニトリの安価な商品を工夫して、想定と違う使い方で収納するYouTuber、あれにも似ている。あれも、「このひとたち、棚の隙間が2センチ開いてるんだよなとか、そういうことをずっと考えて百均をうろうろするんだな……」という、その頭の使い方や記憶力がすごいという驚きがある。たまにYouTubeで観まくってしまう。
しかしまあ、わたしだって、TRPGのルールブックや設定資料集のデータを頭に片っ端から叩き込んで、抜け道を探ってはシナリオフックにしているんだから、似たようなものなのか。そうかもな……。小説を書けば自由にできることなのに、あえて、ここ、で咲くことを選んだのだ……。

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