オカルトとでも言わなきゃやってらんねえよ

~これまでのあらすじ~

小説を新人賞に応募しようと思った。

 

オカルトの問題ではない、すべてわたしが悪いといえばそうなんですよ。

公募の締切は3/31でした。改稿は30日の朝に終わり、30日は死んで過ごしました。このときバックアップをきちんと取らなかったのが第一のミステイクです。そうだね。

31日の朝に晴れ晴れと起きたわたしは、冷凍庫からキャベツの煮物を取り出し、チンして、

 

なぜかパソコンのキーボードにぶちまけました。

 

当然ながらそんなことをしたことはありません(してたらもっと早く壊してます)。なんでそんなことになったのか全くわかりません。拭いてとりあえずしばらくひっくり返して置いておいたのですが、それはともかく締切は今日です。パソコンをつけました。つきました。とにかくバックアップを取ってPDFデータを作ってしまえばどうにかなると思

落ちました。

バックアップは取れていません。

おりしも広島は強風注意報が、出てたと思う、たぶん、前日に予想されているというニュースは聞いたしたしかにすごい風だった。わたしはノートパソコンを掴んでふきすさぶ風の中エディオンに駆け込み、「これは専門の業者さんじゃないとデータ取れないですね」と言われました。専門の業者のところに行こうと思って電車を間違えました。まあ焦ってたんだと思う。思うんですが、業者の住所に何もなかったときはこう、いや、冷静さを欠いていたのはわかっている。電話をかけるべきだったんだよね。実店舗がないタイプの業者だったのだということはそのときもわかりました。でもそこを選んで電車を乗り直してまで出かけて行った自分ですよ、問題は。

 

「ここまでして出すべき原稿なのか? そこまで、それほどに、良く書けた原稿なのか?」

駆けずり回るわたくしの脳裏をがんがん鳴り続ける怒声に対してこう答えるほかなかった。

「軽い気持ちだったよ!!!!!!!!!!!!!!!!! わかったよ!!!!!!!!!!!!! 納得がいくまで書き直します!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

そしてとぼとぼと家に帰ってパソコンをいじくりまわし、当日消印が不可能な時刻になって、唐突にパソコンは息を吹き返して、わたしにバックアップをお与え賜うた。

あんなに「いま抱えているパソコンに入っている小説はこことこことこことこことこことここを直さなくてはならない」とあたまがギュルンギュルン回転したことはなかったですね!! 直します! 直しますとも!

「これは出すべきではないからパソコンがここで死ぬべき」と判断したのはわたしの無意識領域とDynaBookちゃん本人(本体)のどっちだったのだろう。バックアップは無事に手元にあります。改稿作業中です。次の締切は6月です。頑張ります……。

 

 

今回これ以外にもいろいろなオカルトっぽいことがちょこちょこあってこわかったというか「風は吹いている!!!」って感じで、もうオカルトでいいよこんなの!!! と思ったのですが、オカルトという意味でいちばんオカルトを感じたのは、改稿を終えた3/30にぶっ倒れながら「ラジオでも聞くか……」と思って、はじめて、はじめてですよそんなアイフォンアプリでとくに目的もなくラジオつけたの! ボケーっと聞いてたらえのきどいちろう(好き)が井上陽水(大好き)について語り始めて、かけた曲が「あなたを理解」だったことです。泣きながら正座して聴いちゃったよ。

きっとどこかへ行こうな……。

 

今回投稿用に書いた小説と同時進行で気晴らしに書いてた小説をどこかに送ろうかと思っていたのにそれも今回のどさくさで送りそびれたのでnoteに置いています。よろしくね。小学五年生の女の子が星雲になる恋愛小説です。